沢山の方にアクセス頂いたポストでしたが、事情により非公開にいたします。レポート内容について知りたい方は、個別にお問い合わせ頂ければ可能な範囲で対応いたします。広島県警察民間通訳者について知りたい方は、広島県警通訳センターへお問い合わせ下さい。
よろしくお願いします。
2013年1月16日(水)
宮原 美佳子
ピースリンク通訳事務所 代表
EU、単一特許制度を導入へ 翻訳費用など削減
2012/12/12 10:30
【ブリュッセル=御調昌邦】欧州連合(EU)は11日、2014年に単一の特許制度を導入する方針を正式に決めた。企業や個人が英語、フランス語、ドイツ語のいずれかで申請すれば、ほかの国でも特許を認める。これまでかかっていた翻訳や各国での手続きなどの諸費用が約7分の1になる。
欧州議会が11日に単一特許制度を承認し、1960年代に検討が開始された議論が決着した。今回の決定ではイタリアとスペインが自国の言語での申請が認められずに反対したことから、当面は両国を除いたEU25カ国での制度となる見通し。
これまでは欧州特許庁(EPO)から特許を取得したうえで、発明品などを保護したい国ごとに翻訳や必要な行政手続きをする必要があった。手続きの簡略化により約3万6千ユーロ(約385万円)かかっていた費用が約5千ユーロで済む。米国(約2千ユーロ)に比べると依然として割高だが、一気に差が縮まる。欧州委員会は単一特許制度の導入により、欧州での特許申請件数が増えるとともに、費用削減で欧州企業などを支援できるとみている。
日本経済新聞
世界初マンガ翻訳公式コンテスト 受賞上位は北米在住者が独占
2012年12月16日(日) 01時27分
日本マンガを題材に、世界に向かってその翻訳を募集、それをコンテスト形式で競ったのが、「Manga Translation Battle 2012」である。“世界初マンガ翻訳公式コンテスト”を謳い、今年7月にスタートした。コンテストは日本のマンガ出版社39社が参加するデジタルコミック協議会が主催、そして文化庁のメディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業が協力する。マンガの国際交流を活性化させるプロジェクトである。
コンテストは、主催者から『チョコレートコスモス』(春田なな著/集英社)、『コッペリオン』(井上智徳著/講談社)、『神童』(さそうあきら著/双葉社)が課題として出された。日本から日本マンガのデジタル公式配信するマンガポータルJMangaを中心に実施した。その結果が12月13日に発表された。
受賞者は、大賞/作品優秀賞賞に『チョコレートコスモス』(春田なな 著/集英社)を翻訳したカナダ・トロント在住のmimizuさん、作品優秀賞に米国オハイオ在住Amanda Haleyさん、同国サンディエゴ在住のpinkie-chanさんである。さらに一般読者からのオンライン投票(有効投票824票)から神奈川県在住のSawa Matsueda Savageが読者投票賞に選ばれた。
mimizuさんは、副賞として2013年2月に東京で開催される文化庁メディア芸術祭開催中に予定するシンポジウムに招待される。このシンポジウムは、2013年2月21日18時半から20時半まで「海外における日本マンガのいま」(仮題)として予定されている。詳細は、後日、Facebookページで、告知される。
今回のコンテストは世界に向けとしたが、結果的には作品優秀賞は3名とも北米からとなった。これはコンテストの運営基盤となったJMangaが、まず北米向けのサービスからスタートしたことも反映していそうだ。同時に英語のマンガの翻訳者、読者は、北米に厚みがあることを示している。
もともと「Manga Translation Battle 2012」は、マンガ文化の海外普及の基盤となる優秀な翻訳家の発掘・育成を目的としているとみられる。海外へのマンガ文化発信の強化が言われる中で、今後そのニーズはさらに高くなるだろう。今回は、行政(文化庁「メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業」)がその支援をする。コンテストの開催を通じた、英語翻訳の拡大効果は小さくないに違いない。
しかし、本来であれば、日本マンガの読者人口の多いアジア、ヨーロッパ地域の言語でも同様の取り組みが望まれる。「Manga Translation Battle 2012」には、少なくないプロジェクト資金が必要とされるだけに、なかなか厳しい課題ではある。しかし、英語以外の優れた翻訳者のニーズこそ、今後さらに拡大するとみられる。コンテスト以外のかたちも含めて、今後の取り組みが期待される分野だ。
「Manga Translation Battle 2012」
大賞/作品優秀賞
Mimizu (カナダ トロント州在住)
作品優秀賞
Amanda Haley (米国オハイオ州在住)
pinkie-chan (米国サンディエゴ州在住)
読者投票賞
Sawa Matsueda Savage (神奈川県)
授賞式・シンポジウム
日時: 2013年2月21日 18:30~20:30
場所: 六本木ヒルズ アカデミーヒルズ
『海外における日本マンガのいま』(仮題)
http://www.facebook.com/jmanga.official/app_260529577390869
デジタルコミック協議会
http://www.digital
ジェイマンガ
http://www.jmanga.com
「法廷通訳の仕事に関するアンケート」(回答可能期間~2013年1月31日まで)
目的:
法廷通訳人の労働環境の改善
「訳しやすい」日本語表現の研究
所用時間:
約15分
アンケート回答方法:
件名を「法廷通訳アンケート」としコチラへメール送信。(不明点質問等あれば合わせてご記入下さい。)折り返しアンケート入力用URLを送信しますので、回答をお願いします。
集計結果:
3月末に公表予定。回答者へは印刷物PDFファイルで集計結果報告書が送信されます。
無記名でも回答できますが、郵送先を記入していただけますと図書カード1,000円分をお送りしています。これは日本でおそらく初めての法廷通訳者対象の数量調査になると思われ、全国で100~150名のご回答をいただければと考えています。集計結果は統計的に処理しますので、ご回答者様のお名前が出ることはありません。
レセプション通訳は逐次通訳が常です。つまり通訳もマイクを持ち注目される立場になります。進行を妨げない自分の立ち位置でありながら、司会者とゲストがよく見えるごく近い位置に構えるのが自然でしょう。注意点4
司会者とゲスト、そして通訳の立ち位置を確認する。
どんなに素晴らしい原稿が出ていても、必ず直前に挨拶する方、スピーチする方には会ってお話を伺いましょう。その際「原稿に変更ありませんか?」と聞くと「ありません。大丈夫です!」と大抵の方はおっしゃいますが、大抵ウソです(笑)注意点5
個別のスピーカーと詳細を打ち合わせ下記の確認。
固有名詞(個人・団体・施設・賞名等)-英日正式名称
カタカナ読み
実は私はこれで駆出しのころに失敗したことが有ります。直前の打合せで焦っていたためか、事前作成済のリストに書き足すのではなく、メモ取りように持っていったノートパットに記入してしまい、訳出の時にノートパットを前後にせわしなくめくりながら冷や汗もので通訳しました。そんなドジなことをする人はいないかもしれませんが…念のため。注意点6
メモ用紙とは別に「その3」「その4」のまとめ確認リストを作る。
あとは本番です。通訳が必要以上に一人エキサイトしてしまうのは頂けませんが、雰囲気をぶちこわすようなお通夜から出てきたようなトーンのパフォーマンスは頂けません。(追悼などそういう場であれば勿論話は別です。)舞台に上がり、マイクを握っている限り「通訳は黒子」ではありません。しっかり自分もスピーカーのペースを引き継いで通訳自身も楽しんで通訳できれば、本当は特にエンターテインすることを意識しなくても上手く行くはずです。そのためにもしっかりした準備が重要です。注意点7
レセプションそのものの空気にのって訳出(エンターテイン)する。
資料入手、リサーチについては、特に他の通訳準備と変わることは有りません。資料請求はエージェントさんに「あるもの全部下さい!」と言うしかないでしょう。そうすれば普通に、レセプションの目的、司会者氏名、進行表くらいのものは普通に出して頂けるはずです。でも、出てこなければ具体的にそれらを挙げて依頼してみましょう。一旦資料がでたら、リサーチもは常識的にやっていれば問題無いはずです。注意点1
欲しい資料は具体的に依頼する。
司会者氏名、出席者氏名と肩書き、進行表、主催者、来賓、協賛企業等
注意点2
国際会議、祝賀会、授賞式、就任式等の特定の状況設定での言い回しを事前に勉強しておく。
これはそのまま訳せば”「ただいまご紹介にあずかりました宮原美佳子です。」
くらいになりそうですが、英語ではこうは言いません。× "My name is A, as has been mentioned in my introduction."
というのが英語では一般的です。○ "Thank you for your kind introduction."
○ "I appreciate/Thank you for your kind words of introduction."
1. 呼びかけのことば
2. 司会と歓迎のことば
3. 開会のことば
4. 話の冒頭及び結びに使われる表現
5. 紹介のことば
6. 紹介と歓迎に対する答礼
7. 敬意と祝いのことば
8. 表彰、記念品の等の謹呈のことばとその答礼
9. 就任と別れの挨拶
10. 哀悼のことば
11. 閉会のことば
12. 会を中断したり、終わらせるとき
13. まとめのことば
レセプションでは短い時間の間に比較的多くの人が前に出てスピーチを行います。ですので、スピーカー氏名とタイトルを個別に確認してある程度まとめておかないと大変な事になります。注意点3
司会者を含めたスピーカーの氏名とタイトルを英日両方(読み方含め)で確認しておく
記事の内容を私バージョン(笑?)で一言で説明するとNikkei Business ONLINE
その仕事、しくじったきっかけは“つけまつ毛”です
あなたが空回りする原因は自分の中にある
でしょうか。私は別に通訳者は必ず黒スーツを来ていなければならないと思っていません。お客さまが満足できるレベル(服装、パフォーマンス含め)で仕事をこなせている限りは問題ないと考えています。つまり、つけまつ毛(以下、ツケマ)であってもお客さまがことさらそれを問題と思わないのであれば、ツケマいいじゃないか!というスタンスです。通訳は黒子であり黒スーツが基本。とにかく出しゃばってはならない。
(つけまつ毛のオシャレなんてもってのほか…!)
このライターの言い分は、彼女が言及している通訳については正しいかも知れません。しかし「裏方としての通訳官」とまで言いきってしまうのは果たして適当なことなのか?通訳はいつの場合も完全に裏方なのか?という疑問がフツフツと湧いてきます。通訳の女性はつけまつ毛をしていた
そこにはマナーのレベルを超えた“気合い”や過剰な“見られる側”意識がある。自意識が強い。目立ちたい。そういう感情がつけまつ毛に手を伸ばさせる。
それは裏方としての通訳官の職業意識のズレを物語る。「私を見て!」という通訳って成立しない。
知合いからかつて聞いたことのある女性通訳さんなのですが、テーマカラーはピンクで海外出張でも毎日違ったデザインのピンクスーツを用意して持っていくそうです。それでも彼女のパフォーマンスはピカイチであり、ピンクスーツはむしろ彼女のステータスのように語らえるそうです。「あ、あのピンクの通訳さんね!」といった感じで。プロに求められるのは違う図々しさ
「私は存在しないという前提で・・・」という身のひそめ方が、異なる言語の会話をさも会話風に成立させる。通訳を挟んだ仕事は何度か経験しているが、皆、黒服だ。手話通訳もまた黒スーツ。つまり黒子に徹しますよという意識がその色を慣例として選ばせている。
(中略)
「会話すべき方々の役に立てるよう、邪魔しないよう、彼らの背後に姿を消し、言葉のみ、図々しいほどに割って入って通訳する」のが通訳官の醍醐味ではないか。
KATHY McLEISH: Last year the United Nations Refugee Agency warned that the Taliban had ordered its supporters to "capture and kill any Afghan who is supporting or working for Coalition forces". It also it feared for coalition supporters such as Afghan interpreters. Australia's Refugee Review Tribunal made a similar finding that persons or relatives of persons perceived to be supportive of the Government of Afghanistan and/or international military forces were targeted and killed.
某大手携帯電話会社 お父さんで有名…
某大手テーマパーク(関東・関西) テーマパークと言えば…
システムインテグレータ系企業(IT)
製造関連企業(主に自動車業界)
メディカル関連企業
生命保険関連企業
進め?止まれ? |
クリックすると別画面で拡大表示します。 |
*トップイメージはJTF翻訳祭公式サイトより拝借しています。
第一回 医通訳ボランティア養成講座
【日時】平成24年11月4日(日) 13:30~18:00
【内容】
第1部 【講演】(13:40~15:30)
医療関係者から見た医療通訳の必要性と今後の課題
―MICかながわの場合―
第2部【体験講座】(16:00~18:00)
チャレンジしてみませんか、医療通訳―心構えと実践―
【開催場所】
ひろしま国際センター 交流ホール
(広島市中区中町8-18 広島クリスタルプラザ6F)
【参加費】 無料
【第9回JAT新人翻訳者コンテスト開始】 (応募期間2012年10月8日~11月12日)
10月11日現在の英日部門の応募者数: 5 名 (先着50名)
英日部門
アメリカ国立科学財団、物理学分科会の概要ページです。PDFファイル全文が訳出範囲です。箇条書きも漏れなく訳して提出してください。
日英部門経済産業省のニュースリリース(抜粋)です。ハイライトの部分のみ、読者層に合った文体で*米語*に訳してください。原文の書式をそのまま再現する必要はありませんが、パラグラフの構造と行頭数字は原文とそろえてください。
開催スケジュール
o 2012年10月8日(月)
本サイトに日英・英日両部門の課題文およびコンテストの実施要綱を掲載
o 2012年11月12日(月) 日本時間24:00
最終訳文提出締切 (各部門で先着順50人から訳文を受け付けた段階で締切*)
o 2012年12月下旬
最終候補作5件をウェブサイトで発表
o 2013年 2月上旬
本サイトにて受賞者を発表(受賞者には直接連絡)
o 2013年6月1日(土)~2日(日)
受賞者をIJET-24に招待し、授賞式
日時: 2012年9月1日 (土)14:00-17:00
場所:渋谷道玄坂 FORUM 8 1104会議室
参加費: JAT会員 無料 / 非会員 1,000円 (交流会参加費は別 途)
公演予定:
14:05 - 14:30
– A day in the life of a liaison interpreter / Lionel Dersot / English
14:35 - 15:00
– 監査通訳 / Derek Wessman / 日本語
15:05 - 15:30
休憩
15:30 - 15:40
– Medical Interpreting: Problem Prescription and Prognosis/ Cate Swift / English
15:40 - 16:05
– どうするレートアップ-失敗はつきもの? / 宮原美佳子 / 日本語
16:10 - 16:35
– Running an interpreting company—a new model / Dan Tanno / English
16:35 - 17:00
– QA、クロージング他
交流会: 17:15-
場所: The aldgate British Pub
Saturday, June 16
Plenary Panel: Interpreting in Conflict Zones
Speakers: Barbara Moser-Mercer, University of Geneval - TBA: Military Officer and Linguist
Moderator: Jonathan Levy , Sargent Tariq Hamid (OEF), Specialist Waly Momen (OND) & Captain Simeon Harvey, Foreign Area Officer, US Army
Interpreters who help bridge communication barriers in war zones, during national disasters or for refugees provide a service of incalculable worth and often put themselves at risk of great harm, yet they are the least visible in our profession and have the fewest resources. This very special panel will shed light on interpreting on the front lines and provide suggestions for how the field can better meet the needs of these important sectors.
広島の浴衣祭りの一つ「とうかさん」を楽しんでもらえるように日程をセットしました。 前夜祭では海外からの参加者も含め、大勢が浴衣で登場! |
「仕事を始めて5年目。今の仕事に魅力が感じられず悩んでいます。」
「結婚してこどもが欲しいけれど、仕事との間で揺れています。」
「どうやってお子さんいながらやりくりしてるんですか?」
クリックで拡大します |
なるほどな…と思う一方、これだけだと「人前で緊張しなくなれば通訳の場面でも緊張しなくなる。」と勘違いされないだろうか?と思いました。人前で緊張しないのは、若い頃に演劇をやったことが役に立っている。 通訳コースの最初のレッスンに、寸劇が入っているのを見て大いに納得した。
例年、3月の決算締め月に向けて皆さん予算を使い切ろうとなさるのか、2月中旬から通訳業界は多忙を極めます。そんな中、 なんとかかんとか確定申告を終わらせて、週末にほっと一息ついているところです。 このブログのオーナーである私は、今でこそ東京住まいですが、出身の広島には頻繁に帰省して...