2020年5月13日

【広島限定】通訳・翻訳お仕事紹介セミナー(オンライン)

 ウィルス感染拡大の出口がおぼろげに見えてきたように感じる今日この頃、それでも何かと不便で心配の絶えない状況ですが、皆さまそれぞれに日々の生活を工夫しながら過ごしておられることと思います。政府・文科省の指導のもと学校が閉鎖されてすでに二ヶ月近くになり、生徒学生の皆さんにも辛い時期だろうと想像しています。

さて、私達こと宮原健と宮原美佳子の二名は広島で生まれ育ち広島を拠点に通訳翻訳業を営んでいます。(姻戚関係は未確認です、笑)生徒・学生の皆さんに、この機会にぜひ私たちの職業や外国語を習得するとはどういうことなのかに触れて欲しいと考え、このような企画を準備いたしました。
【日時】
小学生対象:5月23日(土) 2:00pm -
中高大学生対象:5月24日(日) 2:00pm -

【内容】
1. はじめに(15分)ー簡単な自己紹介と本日の内容紹介
2. 宮原Kプレゼン(25分/5分QA)ー翻訳者視点
3. 宮原Mプレゼン(25分/5分QA)ー通訳者視点
4. 皆さんの疑問に答えながらトーク
5. まとめ

小学生から英語の授業が導入されるものの、その理由については「社会に出ると必要だから」という外からのメッセージが大半です。この企画では、通訳翻訳者である私達から必要性ではなくその醍醐味や可能性の広がりをお話しし、言葉で世界の橋渡しをする私たちの仕事についてその一端をご紹介する予定です。

ついては申込みフォームを以下のURLに準備しました。参加費は無料で広島県内の小中高大学生の皆さんが対象です。関係する方、お知り合いへの本メール転送は大歓迎です。参加有無を決めかねておられる場合も含め、セミナーについてのご質問も申し込みフォーム経由でお受けしますので遠慮なくお寄せください。多くの方のご参加を楽しみにしております。

宮原K こと 宮原健
精密機器メーカーや重工業系企業で通訳・翻訳業務、教育機関で英文事務の経験を積みました。2019年4月から在宅翻訳(英日・独日)で契約書、太陽光発電、自動車・精密機器取扱説明書/製造/品質管理・保証、観光案内(ドイツ)、ITマーケティング関連の翻訳をしています。

宮原M こと 宮原美佳子 
広島のIT企業で製造業専門CAD担当SEとして勤務後、出産を機に退職。通訳学校の勉強と並行して自動車業界で通訳翻訳者として約10年勤めた後、2009年に独立。IT全般、自動車含む製造業を専門とし、企業、官公庁、学会などに逐次から同時通訳(日英)まで幅広く対応。

申込フォームURL
https://bit.ly/2WIjEnD

2020年3月10日

RSI(遠隔同時通訳)について情報共有してみました

COVID-19が蔓延している…と言われています。全数検査でないため、実際の感染者数は知る由もなく、ただ確実に広がりつつあるのでしょう。しかし、それすら、人々が恐怖を感じてナーバスになる様子から以外からは実感として認識する事が難しい状況です。一般のビジネスでも在宅勤務/リモートワークの勤務形態を取り入れざるを得ない状況に追い込まれる中、このトピックへ寄せられた関心は予想以上のものでした。

私が普段受講するオンライン講座を通じて、また個人的にお付き合いのある東京や地方また海外在住の通訳者へお声がけさせていただき、先日、3月8日(日)にZoomアプリを利用して情報共有セッションを開催しました。

昨年夏以降、主に海外エージェントから遠隔同時通訳の打診を頻繁に受けるようになりましたが、国内案件で十分に…というか捌き切れないほどに秋は繁忙していたため、いずれも打診を見送っていました。年末になり国内案件が一段落ついたところで入ってきた案件があり、そろそろ重い腰をあげることにし、年明けに立て続けに二件ほど経験する事となりました。

すでに同僚の中には数多く経験している通訳者もいるのですが、僭越ながら忘れないうちにいろいろな気づきをアウトプットしておこうと思い、またCOVID-19のお陰でポッカリ空いてしまった時間の有効活用もかねて、本セッションの企画となりました。

冒頭に書いたように興味関心は高く、広くアナウンスした訳ではありませんが40名弱のご参加を頂きました。ご参加の皆さんに改めて感謝します。



2020年1月4日

mont-bell 折りたたみ傘 &オマケ

 「通訳者の荷物は重いもの」と相場が決まっていて、現場近くで重そうな荷物の人を見つけて「きっとあの人が今日のパートナー…」と初対面のパートナーを見つける事も少なく有りません。資料の電子化等による荷物の減量、歩きやすい靴、持ちやすいカバン…持ち歩きの負荷をどこまで低減できるか?は通訳者にとって大きな課題です。

先日、TSUTAYAでミニマリスト系雑誌を立ち読みしている時に見つけた、mont-bell の折りたたみ傘が良さそうだったので、お正月明けの今日、早速買いに出かけました。

mont-bell  折りたたみ傘>>
とにかく軽い!理屈抜きに軽い!それに登山者向けブランドなので軽さの割に構造がしっかりしているとレビューにあります。他にも骨本数8本、骨長55cm、日傘機能をそれぞれ備えた商品があり価格もこれより少しずつ安く設定されていました。現在使用している折りたたみ傘が骨長50cmで急な雨には十分対応できるため、軽さを重視しこちらを購入しました。

わずか86g!!
骨長50cm
朝から土砂降り…のように一日中雨が予想される日には、普通の傘を持って出ます。また、海外に出る際には普通の傘は諦めて折りたたみ傘とレインコートを持参します。


オマケ: 小分け容器>>
 さて、その海外。東南アジア圏への出張はなるべく手荷物を機内持ち込みレベルにコンパクトにまとめあげます。意外に困るのがシャンプー/コンディショナー類。機内持ち込みの液体は100ml容器までの制限があります。小分けにして持参するにも気圧変化で中身の流出が懸念されるため、これまでは宿泊数分のサッシェ入りシャンプー/コンディショナーセットをドラッグストアで購入していました。愛用のシャンプー/コンディショナーを持ち歩けないのが難点でしたが、コレがあれば大丈夫そうです。

次回の出張が楽しみです!


機内持ち込みOK!
中身が飛び出すのを防ぐロック付き
GoToob+ “No-drip valve” Lockable cap
ロック状態:スライド式ストラップをフタに引っ掛けてロック!
大きさ:53ml手のひらサイズ(75ml/100mlもありました)

2020年1月1日

2020年もよろしくお願いします

明けましておめでとうございます
2020年もよろしくお願いします



 SNSでは折りに触れて発言していたのですが、9月末をもって完全フリーランス10年を迎えて11年めに突入しました。地元の社内通訳者として稼働していましたが、リーマンショックの煽りを受け派遣切りとなり選択の余地なくなったフリーランスでした。

 10年にわたりお付き合いくださった、エージェント、コーディネータの皆さん、お客様、同僚の通訳者、駆け出しの自分は皆さんに育ててられ経験10年の通訳者になりました。また、仕事の付き合いがなくても地元広島そしてSNSで繋がっている通翻訳者仲間、時に勇気づけ励ましてもらい、時に襟をただされ…私には大切な存在です。10年のご愛顧に感謝し、今年もまた新たな10年のスタートとして相応しい年になるよう精進していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

***

 2019年大晦日にこのポストを書いていますが、投稿する頃には年が明けているはず…。そこで新年に向けての抱負の前に、2019年とこれまでの10年を振り返って見ます。

 独立当初はとにかく「続けて行けるのか?」という不安でいっぱいでした。実は、この不安は10年経った今でも完全に払拭されている訳ではありません。あの頃とは違い、ITの進化によって通訳現場にも遠隔通訳など新たな動きが生まれています。翻訳は機械翻訳の波が押し寄せ業界は今まさに大きく揺れています。ですが、この「続けていけるのか?」という不安はあの頃感じていた得体の知れない不安ではなく「健全な不安」だろうと今では認識しています。折しも2019年の通翻業界は「通翻訳者の不安」につけ込んだ情報商材(一部は詐欺)ビジネスに湧いた一年ではなかったでしょうか?

 10年続けてきて思うのは、確かなレベルの技術を日々の仕事の中で提供し続けることこそが、通訳翻訳者には一番のマーケティングだということです。通翻訳者が商品とする私たちの技術は、松竹梅のように品質・機能レベルを加減した店頭に並ぶ商品とは本質的に違います。個人の通翻訳者がその時々に出せる技術レベルこそがコア商材です。お客様の要求に応えられる技術レベルを確保し日頃の仕事でパフォーマンスを出し続けていれば、殊更に「商品説明」はそもそも必要ないと思うのです。

 もちろん、対応可能分野、稼働地域、お客様への当たり、スムーズなコミュニケーション等の付加価値があることはお客様やエージェントさんには魅力ですが、意識・行動で直ぐにでも対応可能なものが少なく有りません。しかし、コア技術(通訳・翻訳)が要求レベルになければ付加価値は無意味です。

 実際、私が頂いた多くの仕事は、ご一緒した同僚が仕事ぶりを見て声を掛けてくれたり、エージェントさんを紹介してくれたり、提供した技術レベルや仕事ぶりをエージェントさんが評価した上で異なるレベルや分野の打診を下さった結果、成立したものでした。

 独立して数年後「フリーランス」「セルフブランディング」という言葉がもてはやされた時期がありました。恥ずかしながら私自身もこのブログとビジネスサイトを作成し、頻繁なブログポストやSNS発言を通じて固定ビュワー数を増やし、ビジネスサイトへのフローを作り、検索ランキング上位表示を目指してそこから仕事につなげる…という流行りのコンセプトに乗った時期もありました。しかし、そんな目論見通りのネット集客シナリオが実際に仕事に繫がった経験はほとんどありませんでした。

 文章を書く事は好きで、思いが湧いてくると一気に書き上げ投稿したものです。幸いな事に同業の皆さんや通翻訳者を志す方に読んでもらえた事で、業界内イベントに参加すれば「広島の宮原さんですか?」とお声がけいただけるようになりました。そのようにして私を知って頂いて打診を頂いたお仕事もいくらかありますが、それも通常は実績表を先方に提示するというプロセスを踏んでいます。つまり、実績を評価して頂かなくては商談そのものが成立しなかったのです。

 このブログでの発信やビジネスサイトの立ち上げは、当初目指したマーケティングとはまったく違う、コミュニティとの繋がりを私に提供してくれました。これは嬉しい誤算でした。フリーランスになった当初の私が未熟な自分を諦めず、遅い歩みでも粘り強く進歩し実績を重ねることができたのは、協力し支えてくれた同僚や先輩、試してみようと使ってくださったエージェントさん、そして業界内で有益な情報をくれる友人、息抜きに付き合ってくれる仲間達、そして信頼して私にご依頼下さったすべてのお客様のお陰です。数十万円するコンサルサービスや情報商材を購入しなくても必要な情報は同業者から得ることができました。「客観的な評価」という実は「自分以外の誰かの主観的評価」に主導権を渡さず、安易なマーケティングに依らず、自分の頭で考えて10年かけて(通訳翻訳業を継続している)今の私が有ります。

 とは言うものの、自分の未熟さに悔し涙を流したり経験不足から周囲にご迷惑をおかけしたことも少なく有りません(ああ、ごめんなさい…)。ただ最近では、これはキャリアのどの段階にあっても目指す自分があれば散発的に経験するものだと考えるようになりました。誰の評価を当てにするのではなく、獲得したい技術レベルや成りたい自分の姿を自分自身で更新していく中で、困難は必ず訪れるはずです。困難があるからこそ、冒頭に書いた「健全な不安」がある訳で、そう考えればむしろそれは「持ち続けるべき不安」なのだと思います。そして困難を克服していく事で少しずつステップアップしていけるのでは無いでしょうか。これからの10年もゆっくりと、でも粘り強く、なりたい自分に成長していきたいと思います。

 そしてまずは初めの一歩、2020年。体力の衰え、技術進歩へのキャッチアップ等、不安材料は増えますが、平常心で「健全な不安」と折り合いをつけながら頑張りたいと思います。

本年も改めてどうぞよろしくお願いします!

宮原 美佳子
ピースリンク通訳事務所 代表