夏前だったか、知合いのスペイン語通訳さんがTwitterで紹介しておられた歴史小説の訳書です。おもしろそうですぐに購入したものの、ハードカバーのため持って歩くのに難があり、しばらく本棚の端に積まれたままになっていました。ふと「この調子でいくとずーっと読まないかも…おもしろそうなのに。」と思い、読み始めてみることにしました。
そうしたら何とおもしろいこと!ほぼ2日で読み切ってしまいました。ストーリーもさることながら、それ以外の面でも十分楽しめました。
日本史の授業で誰もが習う、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの日本での布教活動を書き表したものです。無実の罪をきせられ日本を逃れマラッカに渡った弥次郎という男と出会います。彼はポルトガル船で覚えたポルトガル語を話し、遠い日本についてザビエルに聞かせ、ザビエルはまだ見ぬ日本の思いをはせるようになります。そして、弥次郎を通訳として連れて日本へ渡り布教活動の旅がはじまります。
そうしたら何とおもしろいこと!ほぼ2日で読み切ってしまいました。ストーリーもさることながら、それ以外の面でも十分楽しめました。
日本史の授業で誰もが習う、日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの日本での布教活動を書き表したものです。無実の罪をきせられ日本を逃れマラッカに渡った弥次郎という男と出会います。彼はポルトガル船で覚えたポルトガル語を話し、遠い日本についてザビエルに聞かせ、ザビエルはまだ見ぬ日本の思いをはせるようになります。そして、弥次郎を通訳として連れて日本へ渡り布教活動の旅がはじまります。