私はiPhoneユーザーです。iPhone4Sを使っていますが十分快適。Steve Jobsが亡くなった今、どんな製品がAppleから出てくるのかは興味のあるところでしたが、テザリング機能とMap機能の性能報告が一通り市場から出てくるまでは、乗り換えの予定はありません。
なので、iPhoneの発売は楽しみでもなかった…かというとそうでは有りません。もう、アップル製品の発売となれば、これ抜きには語れません。製品は買わずともこれを見ないことにははじまらない…今やそんな存在になってしまった感のあるコレ!もう何も説明は要らないと思います。どうぞお楽しみ下さい!
とは言うものの、ちょっとだけ解説(笑)
このビデオが素晴らしいのは、その洗練された地元民も認める広島弁。それも、広島でも広島市内からちょっと北東方面に入った辺りのもの(宮原計測値ベース)。決して広島といえば「仁義なき戦い」の呉方面へ抜ける辺りで話されているちょっと「しわい」感じの広島弁とは違います(失礼、汗)
通訳の仕事の形態として、スピーチ原稿があってそれにベタ訳を準備して「読上げ同時通訳」ということは有ります。ただ、ビデオのように事前に全てが決っているわけではないので、現場のアドリブに対応するなど臨機応変差が求められます。では、ビデオの方が楽か…?というとけしてそんなことはありません。
ビデオで難しいことの一つは尺合わせでしょう。英語のスクリプトをそのまま訳したからと言って、それが同じ長さの日本語になると思ったら大間違い。変に長すぎたり、息つく間合いがずれてしまったりを、日本語のメッセージを効果的に伝える要素を残しながら編集するのは至難の業です。
以前、制作者ご本人に「スピーチ同通のやり方ではこうするのだけど…?」と伺ったことがあるのですが、やはり原稿を起こしてから何度も動画に合わせて喋ってみて、尺合わせ、間合わせをされたとのこと。実際にはそれだけに止まらず、オリジナルスピーカーの語気に合わせて抑揚を工夫したりと細かいご苦労が有ったに違いありません。
次に、オーディエンスを考慮したローカライズです。このビデオの場合は「すべての愛すべき広島弁をしゃべる人たち」がオーディエンスですから、老若男女の広島弁スピーカーにストレスなく理解してもらえることが大切です。この精神は初代iPadの紹介動画から脈々と受け継がれており、今回の作品の中でも爆発的な威力を広島弁話者達に与えてくれます。もう、ご覧になったあとでは説明は必要ないかも知れません。
それにしても…
「瀬野駅前は混んどるけぇね。」(笑)
なので、iPhoneの発売は楽しみでもなかった…かというとそうでは有りません。もう、アップル製品の発売となれば、これ抜きには語れません。製品は買わずともこれを見ないことにははじまらない…今やそんな存在になってしまった感のあるコレ!もう何も説明は要らないと思います。どうぞお楽しみ下さい!
とは言うものの、ちょっとだけ解説(笑)
このビデオが素晴らしいのは、その洗練された地元民も認める広島弁。それも、広島でも広島市内からちょっと北東方面に入った辺りのもの(宮原計測値ベース)。決して広島といえば「仁義なき戦い」の呉方面へ抜ける辺りで話されているちょっと「しわい」感じの広島弁とは違います(失礼、汗)
通訳の仕事の形態として、スピーチ原稿があってそれにベタ訳を準備して「読上げ同時通訳」ということは有ります。ただ、ビデオのように事前に全てが決っているわけではないので、現場のアドリブに対応するなど臨機応変差が求められます。では、ビデオの方が楽か…?というとけしてそんなことはありません。
ビデオで難しいことの一つは尺合わせでしょう。英語のスクリプトをそのまま訳したからと言って、それが同じ長さの日本語になると思ったら大間違い。変に長すぎたり、息つく間合いがずれてしまったりを、日本語のメッセージを効果的に伝える要素を残しながら編集するのは至難の業です。
以前、制作者ご本人に「スピーチ同通のやり方ではこうするのだけど…?」と伺ったことがあるのですが、やはり原稿を起こしてから何度も動画に合わせて喋ってみて、尺合わせ、間合わせをされたとのこと。実際にはそれだけに止まらず、オリジナルスピーカーの語気に合わせて抑揚を工夫したりと細かいご苦労が有ったに違いありません。
次に、オーディエンスを考慮したローカライズです。このビデオの場合は「すべての愛すべき広島弁をしゃべる人たち」がオーディエンスですから、老若男女の広島弁スピーカーにストレスなく理解してもらえることが大切です。この精神は初代iPadの紹介動画から脈々と受け継がれており、今回の作品の中でも爆発的な威力を広島弁話者達に与えてくれます。もう、ご覧になったあとでは説明は必要ないかも知れません。
それにしても…
「瀬野駅前は混んどるけぇね。」(笑)