tag:blogger.com,1999:blog-1855539714674264202024-03-16T10:09:52.993+09:00広島通訳 Talk! Talk! Talk!ピースリンク通訳事務所<br>
代表通訳翻訳者<br>
宮原美佳子のブログです。
Unknownnoreply@blogger.comBlogger342125tag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-38840774903910386042024-03-09T19:00:00.029+09:002024-03-09T19:20:30.265+09:00広島通訳 Tea Salon を開催します例年、3月の決算締め月に向けて皆さん予算を使い切ろうとなさるのか、2月中旬から通訳業界は多忙を極めます。そんな中、 なんとかかんとか確定申告を終わらせて、週末にほっと一息ついているところです。このブログのオーナーである私は、今でこそ東京住まいですが、出身の広島には頻繁に帰省しています。家族だけでなく友人や通訳翻訳仲間がいるという意味ではもちろん、私が通訳者としてのキャリアをスタートさせた広島は、私にとって大切で特別な場所です。ちょうど今月末に帰郷する予定があることから、この企画を思い立ちました。10年以上前に同様の企画をしたところ、10名以上が集まり皆さんと交流するとても良い会になりました。その会がきっかけで知り合った方々とは今でもSNSで繋がりがあり、皆さんそれぞれの場所で楽しんでお仕事に取り組まれているのを目にするのは、嬉しいことです。10年前に場所を借りようとすると、安いところだとUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-15051442298388220302024-01-04T16:13:00.003+09:002024-01-04T16:13:49.553+09:002024年もよろしくお願いします。 明けましておめでとうございます本年もよろしくお願いします 新年の挨拶を「おめでとうございます」という習わしが憚られるような、元旦(令和六年能登半島地震)、二日(羽田空港日航機衝突事故)の日本の出来事でした。地震や事故は一時のことですが、被災されたり被害に遭われたりした方にはそれが始まりでしかなく、中には癒えない傷を抱えながら残りの人生を歩まなければならない方も数多くおられると思います。心よりお見舞い申し上げます。 この年始早々の事態を見て、常々考えている「より善く生きること」を続けるしかないと思う一方、年齢を重ねるごとにその難しさをひしひしと感じています。欲の深い私なので、面白そうなこと、楽しそうなこと、色々と首を突っ込みたい衝動は年齢とともに衰える事もなく、しかし身体的な衰えは自覚せざるを得ません。バランスをとりながら、今年も自分がご機嫌でいられるように、仕事にプライベートUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-72646556676897797722023-12-20T17:00:00.001+09:002023-12-22T17:23:12.737+09:00通訳者のお仕事道具 昨年秋からオンサイトの仕事は戻ってきていましたが、今年の秋はコロナ以前のペースでオンサイトの問い合わせが入り、久々に数多くの同僚と再会を果たすことができた一年でした。実際に隣に座って仕事をすることで気がつくのが、デスク上に置かれる通訳者の持ち物。みなさん色々進化していて驚きました。遅まきながら、私も通訳セットを持ち歩くためのサブバッグ(?)を導入しました。こんな感じです。左が閉じた状態右が開いた状態を横から見た状態。 蓋をジッパーで開いてひっくり返し、左下のレザー部分についてるスナップで折り返した部分のサイドのスナップ受に留めて固定します。正面から見ると↓こんな感じです。 今までゴチャっと小さなポーチに詰め込んでいましたが、オペラグラスやペンケースは別の持ち物としてカバンに入っていた為、ゴソゴソ探し出すのが大変でしたし、場合によっては必要なケーブルやアダプタがなくて苦労するUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-20197082646227188242023-11-20T18:00:00.011+09:002023-12-22T17:00:42.733+09:00ChatGPTの衝撃 今年これに触れずに一年を終えるのは、ブログ管理者としてどうか?という気もしていたのだけど、すっかり今年もあと残すところ一ヶ月ちょっと。皆様お元気ですか? ChatGPTは嘘つく、翻訳に使える、いや使えない、著作権の問題は…等々は日々SNSであらゆる議論や予想がされていて、これといって目新しい見解は私には出せそうにないです。 でも、提示される将来像として、そうだなぁと納得した動画を残しておきます。機械化が進めばブルーワーカーの仕事から奪われるようなイメージを持たれていたけれど、これを見るとAI導入が進めば実は最終的に残るのは、身体性を伴う(AIのサポートを得たスーパー賢い)作業者、ということになりそうです。
Copilot + Mixed Reality at work. What do you think of Microsoft's vision? pic.twitter.com/Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-3849346256103772202023-04-12T14:18:00.001+09:002023-04-13T14:06:22.444+09:00冠詞の世界 〜 「フローチャートでわかる英語の冠詞」遠田和子著 英検一級を取得しTOEIC900越えをした頃、恥ずかしながら冠詞をきちんと勉強したことがなありませんでした。知っていたのは中学生程度の理解で、それだけでなんとなく対応していた気がします。英語を使う仕事をするようになり、英文メールやアナウンスメントを書く業務をする段になってはじめて、明確に「冠詞の使い方がわからない」と慌てたのを覚えています。 基本的なおさらいはするのですが、わからなければ複数形でお茶を濁す…というような適当な感じでメールを書いたりしていたあの頃、振り返ると穴があったら入りたい…。それでも程なく、自分が「使う」場面を超えて「聞く」「読む」場面で非ネイティブの話す/書く英語の誤った冠詞使いで混乱することが続いた事から、誤って理解されるリスクを意識するようになります。以降、体系的に学びたいという気持ちで何冊も参考書を読みました。 個人的に薦められたり、巷で良いとされる冠詞のUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-73724350367346288572023-03-13T18:27:00.000+09:002023-03-13T18:27:47.613+09:00気づけば3月… 明けましておめでとう…などという時期はとっくの昔に過ぎ去り、すでに桜の開花予想が出る時期になってしまいました。このブログを始めて10年以上になりますが、こんなことは初めてです。そのくらい2022年秋以降の通訳市場の繁忙ぶりは異常だったことは、通訳業界に身を置く方なら誰もが経験されているはずです。ということで、こんな時期ではありますが…2023年もどうぞよろしくお願いします。 異常な繁忙ぶりだったからといって、新年のご挨拶ができない程に時間に追われていたかというとそうでもなく、リモート案件の増加をうまく利用して人々がすなるワーケーションと云ふものを私もしてみんとてすなり…なことを、年明けから何回かやってみました。 このブログで書いた記憶があまりないのですが、運動音痴に加え寒いのが嫌いなくせに温泉地でスキーを楽しむのを趣味にしています。6−7年前から再開した趣味ですが、昨年は久々に板を購入Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-52692752873367627262022-11-03T12:56:00.004+09:002022-11-03T16:54:27.037+09:00AI通訳翻訳は脅威か? 先日、地方から出てくる学生時代の友人が幕張メッセで開催中のメタバース展のために上京するというので、友人に会うついでに私もちょっと覗いてみることにしました。主にメタバースが提供するコミュニケーション(会議/イベント/遠隔トレーニング)プラットフォームの企業ブースを周り、同時通訳用チャネルの用意があるか聞いてみましたが、皆無でした(笑)ゲームプレーヤー向けのプラットフォームでは、すでにAI通訳による対応が導入されているようです。「AI通訳かぁ」と何の感慨もなく、思わず心中棒読みで呟いた次第です。最近はNHKや民放放送局でもAI字幕翻訳で放送するようになりました。瞬時に意味の分かる字幕が繰り出され、不自然な部分もありつつ、ニュース全体として情報を理解するのに特に困らないレベルです(だから放送しているのでしょうけれど)。NHK国際ニュースナビ 【AI翻訳】プーチン大統領 Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-83269158031827836502022-11-01T11:33:00.007+09:002022-11-21T15:45:12.271+09:00通訳者の声のトーン - その1通訳場面では「どのような声のトーン、ボリューム、ペースが適切か」については、かねてから興味があり自分自身であれこれ考え、発声法を試してきています。大方の結論として自分自身に課しているのは「トーン下げる、ボリューム下げる、ペース下げる」の原則です。調子が乗ってくる、緊張してくる、集中度が高まる(集中していないともちろん通訳はできないのですが…)な状況で、私はどうしても声のトーンが上がり、ともすると声が「上ずる」までになりがちでした。さらにそういう時のペースは一様に早く、ボリュームも通常の話し声レベルでの最大になっていたようです。「トーン下げる、ボリューム下げる、ペース下げる」の原則を自分に都度課すようにしてからは、その成果か緊張していても少なくとも声が「上ずる」ことはほぼ無くなりましたし、逆に緊張してきても落ち着いて訳出することができるようになりました。しかし、上ずらなくなった時に自分がUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-42790564554815704032022-04-24T17:26:00.039+09:002022-04-24T19:30:13.870+09:00JAT PROJECT2022「通訳キャリア構築法 - キャリアパスの歩き方のヒント」 昨日開催されたJAT PROJECT2022で会議通訳者として「通訳キャリア構築法 - キャリアパスの歩き方のヒント」と題して講演しました。公開の場で人前に出るのはとても久しぶりで、少し緊張しました。ただ、参加者もそれほど多くないことを事務局からお聞きしていたこともあり、またリモートで自宅からのスピーチということもあり、本番はリラックスして臨むことができました。 最初は自身のキャリアパスをなぞりながら、節目毎に判断を要した内容に触れる形でトークを構成しようと考えていました。ですが、それでは聞いてる方がどうご自身に役立てれば良いか分かりにくい…と気づき、前の晩に一から作り直しました。 結果としては良かったと思っています。視聴くださった方からも一部個人的にポジティブなフィードバックを頂きホッとしています。キャリアパスの歩き方と言っても、私自身が現役通訳者してキャリアパスの途上にUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-2150430558162066682022-01-17T15:09:00.001+09:002022-01-17T15:09:27.764+09:00The written word will flourish in the post-pandemic workplace (The Economist誌より)The Economist:Remote work and the importance of writingThe written word will flourish in the post-pandemic workplace 受講しているニューストピックをディスカッションする講座で、The Economist誌からこの記事を取り上げて発表したのだけど、数日経っても色々考えてておもしろいなぁと思ってます。 文章を書く行為は日本的にいうと文系的行為なんだろうけれど、情報を伝える為の書く技術の重要性を説いてるのがGoogleやGitHubといったテック巨大企業だとこの記事では紹介されてます。考えてみればソフトウェアを作るのに必要な様々なプログラミング言語は「言語」な訳で、本質的に理路整然と書くことで成立するプログラムを書くには「書く技術」が必要なのは当然と言えば当然。 リモートワークにUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-70028843253151314372022-01-04T14:06:00.003+09:002022-01-04T14:49:14.600+09:002022年もよろしくお願いします。 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。 昨年の初ポストは何を書いていたか…?と振り返ったところ、新型コロナ感染者数が猛烈に再拡大したお正月となり、海の向こうアメリカでは議会に暴徒が押し寄せ犠牲者が出た事件が発生したことが記されていました。新型コロナウィルス蔓延後とうとう二度目のお正月を迎えたことを改めて噛み締めた次第です。 一昨年にもまして2021年はお客様や仲間達に支えられた一年となりました。政府の水際対策が継続し海外との人の往来が回復しないことには、通訳市場の需要は一部ごっそりと欠けたままであることは間違い有りません。しかし、新型コロナウィルスとの付き合い方に慣れてきた昨年は一昨年と比較すると、数多くのかつての現場がリモートで復活、そして新たにリモートをスタンダードとして始まったプロジェクトも多く存在したようです。直ビジネスに加え、エージェントUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-49914044098738954882021-11-04T15:40:00.028+09:002021-11-05T11:16:33.538+09:00要事前確認!延長時の交代対応 未だに鎖国状態ですから相変わらずオンサイトイベントは復活していませんが、リモートでは秋真っ盛りよろしくWebinarなどイベントの打診を頂くようになりました。 オンラインでのイベント案件では参加者への配慮から、従来のオンサイトイベントと比較するとスケジュールが時間通りきっちり進むものが多い印象です。通常、イベントでの通訳分担はエージェントさんが事前に決定して通訳者にご連絡下さいます。実は、先日のお仕事でも分担が決まっているにも関わらず焦る出来事がありました。 30分予定のプレゼンで前後半それぞれパートナーと15分毎の分担でした。私が後半を担当したのですが、15分経っても終了しません。16分、17分と経つうちに苦しくなり別回線のパートナーに合図をして18分で何とか交代できました。 隣に座っていれば気配で察してもらえるため、これまでこういう場合でも難しさを感じることは稀で、多くの場合Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-62092194252549056722021-09-30T18:35:00.007+09:002021-11-04T16:13:01.068+09:00「運まかせ」でない勘どころ 会議出席者の発話に訛りやアクセントがある場合には知っている言葉もそれに聞こえないというのはよくあります。苦労します。訛りがきつい時は本当にツラい。ですが、英語ネイティブスピーカーでない私が話す英語にはそのまんまブーメランなので、ツラいと表明することも申し訳なくは思っています。ごめんなさい。 先日、取り扱いに注意すべき個人情報を適切に管理する、という文脈の話を通訳した時のこと、ある場所に格納された情報項目を列挙していくのですが…fist name, last name, address, phone number, card number…ファーストネーム、ラストネーム、住所、電話番号、カード番号… と、ほぼ自動的に訳出しながら、なんか違和感。日本語で「カード番号」というとほぼクレジットカード番号を意味します。しかし「英語では credit card number と 必ず creditUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-89226748824834701532021-08-07T14:31:00.002+09:002021-08-07T14:32:43.490+09:00進化するRSIオフィス環境 ー 大型ディスプレイ導入 長いこと欲しいと思っていた大型ディスプレイ。RSIの案件が増加して以降、多くの通訳者から「Game Changerだった!」と聞いていたものの「無くても死なない」という状態が続いていたこともあり、なかなか購入に踏み切れずにいました。東京の3回目の緊急事態宣言が明けてすぐに所用のため広島に戻ったのですが、家人が購入して使用していた大型ディスプレイを拝借して4日間使わせてもらいあっさり購入を決めました。ちなみに私が購入したのはこちらの商品です。【Amazon.co.jp限定】Dell U2720QM 27インチ 4K モニター 大型ディスプレイですから表示面積を大きく確保できるため、1. リモート通訳時に共有された資料を大きく表示して確認できる 2. 手持ち資料や用語集を常時確認しながら通訳できる、は当然のメリットとして期待していたことでしたが、それに加えて決め手にUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-55026294023343978542021-06-14T16:16:00.008+09:002021-06-15T18:27:39.183+09:00通訳業界の動向ー今後のカンファレンス形態 コロナ禍に明け暮れた2020年の通訳業界だったと思います。私自身も大きく影響を受けました。業界的にはどうだったのでしょうか?SNSでの個人の発言は断片的で、個別の「仕事が戻ってきてる」「もう完全に回復した」という言葉をそのまま鵜呑みにするのは違うと思いつつも、全体的な動向を俯瞰して見せてくれるデータがないことに不安を募らせる通訳者も多いと思います。 先月、日本の唯一の上場翻訳通訳会社である株式会社翻訳センターが昨年度(2021年度:2019/4-2020/3)の決算発表を公開しています。通訳部門の売上だけ見れば2020年を100%とすると2021年はほぼ50%まで落ち込み、2022年度の売上予想も対2020年で60%までしか回復しない想定です。営業利益では2021年度は通期マイナスで推移しています。 JTFの業界白書(かなり高額ですがAmazon購入可能)も発表されています。内容を分析Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-78227507966894846662021-05-10T02:36:00.005+09:002021-05-10T03:03:37.074+09:00お仕事サイトリニューアルのお知らせ 突然ですがお仕事サイトをリニューアルしました! 前回このサイトを作成したのはフリーランス独立後すぐの10年強前でした。どうにかお仕事に繋げようと文章にこだわりすぎ、とにかく文字が多くて御託並べまくりのサイトでした。今思えば恥ずかしい売り言葉に溢れていた気がします。もちろんプロフェッショナル然としたサイトであることは重要ですが、リニューアルしたサイトではとにかくシンプルで分かりやすい事を大前提としました。伝えたい想いは沢山ありますが、まずは気楽にアクセスしていただき、私の思いは実際にお客様とやりとりする中で感じ取っていただき、さらに実際の成果物である通訳翻訳サービスでご満足いただけることを目指したいと思います。 もう一つ変えたかったのは、あらゆるデバイスで読みやすいサイトにする事でした。当時は扱えるHTMLの技術も今ほど発達しておらず、ネットで探してきたテンプレートにひたすらUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-27006119516267597642021-02-21T02:39:00.002+09:002021-02-21T09:32:18.805+09:00通訳翻訳ジャーナル(2021年春号)に寄稿しました これを書いている今、全豪オープンの大坂なおみ選手がプレイする決勝戦を見ています。アスリートも大舞台となると、緊張しないのかしら…とふと思ったのですが、緊張しないようとにかく練習してメンタルも同時に鍛えてるからここまで来れるんでしょうね。 実は、自分にとり大きな仕事を控えていて昨夜はなかなか寝付けませんでした。もともと夜型なのに加え、会議の多くがリモートにシフトし起床時間が遅めで対応できるようになったことも手伝い、ここの所の就寝時間が極端に遅くなっていたのも理由の一つです。二日程前から少し早めにベッドに入るようにしていたのですが、緊張には勝てませんでした。 でも、考えてみれば、フリーランス10年以上になるにもかかわらず、まだ緊張できる現場に臨むことができていると言うことは、けして後退はしていないと言うことです。心地よい場所に止まらず割りと果敢に挑戦してこれたかな…と思います。 仕事の出来Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-70912504757052645342021-01-26T02:46:00.007+09:002021-01-26T09:47:29.444+09:00Mac上のPDF資料をiPadに表示しApplePenで直接書込み 昨年のコロナ禍で、エージェントから資料の電子化についての打診が相次ぎました。私は一部のエージェントには紙資料の送付は基本的になくても良い事を告げていたこともあり、電子データでの資料提供に特に不都合を感じた訳ではありません。しかし、スケジュールや分担票など現場・リモート関係なくすぐに手元に欲しい資料は自宅で印刷していましたし、枚数が少ない時にはこれ迄の慣れもあり印刷して準備することがまだまだありました。その為、流石にこの連絡が各社から来た時には「ついにデジタルトランスフォーメーション(DX)の波が通訳業界にも押し寄せてきたか…」と感じたものです。 そうなってくると、より効率的に資料を扱える事は準備負荷を軽減するのにはとても重要になります。今回ご紹介するのは、昨年秋にはその存在を知り、使い始めてまだ数ヶ月程度ですが随分とお世話になっている機能です。 文章で紹介するよりも、動画でUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-10955381917310911142021-01-08T00:04:00.011+09:002021-01-08T14:15:29.630+09:002021年もよろしくお願いします。 新年を見渡すにもまずは昨年を振り返るのが定番、と思い書き始めてみたのですが、何を書いても新型コロナウィルスで云々…という文章になってしまい、あまりに面白く無い。一向に筆が進まず、気付いたらあっという間に1月6日になってしまいました。新年のスタートとしてはあまり幸先の良いものではありません。 ですが、ふと気がつきました。この際、嬉しかったことや楽しかったこと「だけ」振り返ればいいんじゃない!?と(笑)。新型コロナウィルス感染拡大があまりにもインパクトが大きすぎて埋もれがちな明るい話題、明るい気持ちになった出来事を総括してみようと思います。同僚や一緒に学ぶ仲間にリモート通訳の手法や注意点について情報共有ができた。昨年ご相談いただいていた通訳目指して勉強中の方から、資格試験に合格したと春に嬉しい報告が有った。広島の中高生を対象に通訳翻訳の仕事についてリモートイベントを開催。参加者Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-14221407874482640882020-11-08T01:10:00.002+09:002020-11-08T01:10:54.792+09:00リモート通訳におけるマイク環境 コロナ禍は終わりの気配を見せるどころか、再度猛威をふるい始めています。欧州では第二波を受けて完全ロックダウンに踏み切る国も有り、アメリカでは死者数が25万人に迫る勢い。しかし、世界経済はこれ以上の停滞を良しとはしていないようで、人の往来は極力抑えられてはいるため業界によりバラツキはあるものの、経済活動は加速度的に回復しているのを感じます。しかし、未だ「回復の途上にある」だけで完全復活には相当の時間がかかる…のは、私なんかが言うまでもなく皆さんご承知の通りです。 通訳業界へ顕著に影響を与えている事実は、やはり日本がほぼ鎖国状態にあることでしょう。海外からの人の往来は基本的にストップしたままの状態で、事業を回復し動かし始めるにあたり必要な会話はリモート会議にするしか有りません。私自身、春以降お請けしたお仕事は長期にわたり発生した一件のレアケースを除き、総てがオンライン案件でした。 Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-16484182438979678742020-08-10T12:44:00.000+09:002020-08-10T15:35:57.047+09:00通訳市場 ポジティブな変革への展望 ー 敢えて「今はまだ」の視点 私自身は広くITを専門に通訳者として稼働をしている関係上、テクノロジーを利用した身近なガジェットにも興味があります。ですのでRSI、遠隔通訳が理論的、技術的には随分昔から可能であったはずだと考えていました。しかし、それがなかなか実現しなかったのは、言い方は悪いかもしれませんがそこに既得権益を享受していた者がいたからであろうと個人的に感じています。しかし、そうした既得権益や無駄を排除せよとばかりに「コスト削減一直線」で時間軸を無視して邁進したのでは、見落としてしまう価値があまりに大きすぎないかとも思うのです。
排除すべき無駄と見えていない必要なもの
では既得権益とは何か、見落としてしまう価値は何か、を少し具体的に考えてみました。日本の通訳市場におけるメインプレーヤーは、お客様、通訳者、そして通訳エージェントおよび機材業者です。既得権益を享受しているのは、すべての関係者だと私は思ってUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-56450389616959845642020-06-26T15:02:00.004+09:002020-06-26T15:14:03.406+09:00遠隔時代に考える通訳成果物に対する通訳者著作権3月に遠隔同時通訳のセミナーを情報共有を目的に同業者とZoom会議で開催してから、早くも三ヶ月経ちました。その間、細々とですが遠隔のお仕事の打診を受けています。
遠隔通訳には、いわゆるハブ型と自宅型がありますが私が経験したのはいずれも自宅型になります。その中で利用機材などの技術的な事以外で、これまでの現場対応通訳業務ではさほど気にする必要のなかった事でも留意するべき事項があることを痛感しています。このサイトと動画にとてもよくまとめて発信されているので、ぜひご覧になってください。この動画のスピーチ内容は以下の通りです。動画だけでなくウェブサイトに文章(英語)でもまとめがあります。
サイト:RSI Considerations for Interpreters/7th May 2020 by Lourdes De Rioja 8 Comments
疲労
機器操作ストレス
Unknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-11548762272081241362020-05-13T11:19:00.001+09:002020-05-13T11:19:14.086+09:00【広島限定】通訳・翻訳お仕事紹介セミナー(オンライン) ウィルス感染拡大の出口がおぼろげに見えてきたように感じる今日この頃、それでも何かと不便で心配の絶えない状況ですが、皆さまそれぞれに日々の生活を工夫しながら過ごしておられることと思います。政府・文科省の指導のもと学校が閉鎖されてすでに二ヶ月近くになり、生徒学生の皆さんにも辛い時期だろうと想像しています。
さて、私達こと宮原健と宮原美佳子の二名は広島で生まれ育ち広島を拠点に通訳翻訳業を営んでいます。(姻戚関係は未確認です、笑)生徒・学生の皆さんに、この機会にぜひ私たちの職業や外国語を習得するとはどういうことなのかに触れて欲しいと考え、このような企画を準備いたしました。
【日時】
小学生対象:5月23日(土) 2:00pm -
中高大学生対象:5月24日(日) 2:00pm -
【内容】
1. はじめに(15分)ー簡単な自己紹介と本日の内容紹介
2. 宮原Kプレゼン(25分/5分QAUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-60959373672651918672020-03-10T22:20:00.000+09:002020-06-26T16:34:55.761+09:00RSI(遠隔同時通訳)について情報共有してみましたCOVID-19が蔓延している…と言われています。全数検査でないため、実際の感染者数は知る由もなく、ただ確実に広がりつつあるのでしょう。しかし、それすら、人々が恐怖を感じてナーバスになる様子から以外からは実感として認識する事が難しい状況です。一般のビジネスでも在宅勤務/リモートワークの勤務形態を取り入れざるを得ない状況に追い込まれる中、このトピックへ寄せられた関心は予想以上のものでした。
私が普段受講するオンライン講座を通じて、また個人的にお付き合いのある東京や地方また海外在住の通訳者へお声がけさせていただき、先日、3月8日(日)にZoomアプリを利用して情報共有セッションを開催しました。
昨年夏以降、主に海外エージェントから遠隔同時通訳の打診を頻繁に受けるようになりましたが、国内案件で十分に…というか捌き切れないほどに秋は繁忙していたため、いずれも打診を見送っていました。年末になりUnknownnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-185553971467426420.post-5415195823078766472020-01-04T22:30:00.000+09:002020-01-06T00:24:47.190+09:00mont-bell 折りたたみ傘 &オマケ 「通訳者の荷物は重いもの」と相場が決まっていて、現場近くで重そうな荷物の人を見つけて「きっとあの人が今日のパートナー…」と初対面のパートナーを見つける事も少なく有りません。資料の電子化等による荷物の減量、歩きやすい靴、持ちやすいカバン…持ち歩きの負荷をどこまで低減できるか?は通訳者にとって大きな課題です。
先日、TSUTAYAでミニマリスト系雑誌を立ち読みしている時に見つけた、mont-bell の折りたたみ傘が良さそうだったので、お正月明けの今日、早速買いに出かけました。
mont-bell 折りたたみ傘>>
とにかく軽い!理屈抜きに軽い!それに登山者向けブランドなので軽さの割に構造がしっかりしているとレビューにあります。他にも骨本数8本、骨長55cm、日傘機能をそれぞれ備えた商品があり価格もこれより少しずつ安く設定されていました。現在使用してUnknownnoreply@blogger.com