ずっと前からファンで、彼女の著書などもここで紹介したことのある鶴田知佳子先生です。
実は、先日念願叶って先生に直接お会いすることができました。(ミーハーってやってみるものかも…本当にお会い出来ました!笑)全く総括できていないのですが、昨年11月に開催したInterpretJAPAN2013の様子をお話させていただいたり、実務通訳者の横のつながり、またそこからどういった活動が望まれるのか…など、ご意見を頂いたりお話をさせていただくことができました。
以後、InterpretJAPAN2013の講演者を紹介させていただいたり、地方の通訳学校事情をお問い合わせいただくなどやり取りさせて頂く中で、先生がインタビューを受けられた様子を掲載したサイトをご紹介頂きました。
鶴田先生個人については、以前に先生が書かれていた個人ブログも頻繁に見せて頂いた時期があり、また、昨年夏以来メールをやり取りさせて頂く中からそのお人柄を知ることになりました。
(お会いしてますますファンになった訳ですが!でも、一線で活躍されている方は本当に魅力的な方が多いのです。InterpretJAPAN2013で基調講演をお願いした野口由紀子さんもそうですが、彼女ともNHK放送通訳を通じて長年のお友達だとおっしゃっておられました。)
このインタビューサイトでは鶴田先生の「通訳観」がどのよなものなのかとてもよくまとまっており、しかも先生の優しい語り口がよく再現されているな…と思います。これだけ先生が「通訳」についてご自身のことを語られているサイトを私は他に知りません。
御託はこれくらいにして、どうぞ!
BOOKSCAN 世界の本好きのために
BOOKSCAN × 著者インタビュー
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授
同時通訳者 鶴田知佳子
2014年1月31日
2014年1月25日
23. 通訳学校では教えてくれないコトー通訳者のスタンドプレー(?)
Twitterへある通訳者さんが下記の趣旨でポストしているのを見つけました。
ペア通訳者がクライアントの面倒見が過度によくて、頼まれもしないのに業務後のお買い物に付き合ったりしていた。こういうスタンドプレーは次から同じことを期待されると他の通訳者が困る…。
まず、本当に「困る」かどうかというと、恐らく実際には困らないだろうと思います。なぜなら「頼まれもしないのに」の時点でクライアントがありがたがっているかどうかよくわかりませんから(笑)でも何より、多くの通訳者はどちらかというと「”通訳業務以外のこと”はしない主義」の方が圧倒的に多いからです。(あくまでも私の印象…ですけれど。)このアプローチは正しいと思います。
そういう見地から考えれば、次に困るのは「同じレベルの過剰サービスを期待される通訳者」ではなくて「過剰サービスを期待して期待はずれに終わるクライアント」ということになり、他の「通訳者のスタンドプレー」を過度に気にすることはないでしょう。
ただここで一つ気になるのは「どこまでが”通訳業務”か?」です。この定義付けが通訳者によって違っているため、時にスタンドプレーのように映ってしまう行動もあるのかも知れません。仮に上記の例でクライアントが「買い物に付合って欲しい。」と依頼していたとして、果たしてそれがスタンドプレーといえるのか、そういう意味では難しいところです。
また、これはエージェント経由・直請けの仕事如何で随分と事情が違ってきます。
以前、やはりTwitterの投稿で
とおっしゃった方がいました。いくらエージェント仕事とは言え「訳出を途中で切り上げるなんて…!」と思ったのですが、一概にそれがひどい、とも言えない事情も考えられます。同じプロジェクト付きの他の通訳者達が、業務終了時間がくると訳してる途中でも一斉に通訳をやめて業務終了してしまい、釈然としない。
例えば…
* クライアントが残業代を支給しない契約をエージェントと交わしている。
* 都合よく通訳者を使い倒すクライアントで、エージェントが通訳者を守ろうとしている。
などです。ただ、本来であれば途中までの通訳(訳出)は意味がないので、時間いっぱい仕事をすることを目的にするのであれば、切りの良いところまで訳出するのが当然のサービスでしょう。そうしたことを他の通訳者と話ができる状況をエージェントさんが作ってくれれば理想的ですし、たとえエージェントを介さない仕事でも他の通訳者と良い関係が築けることは重要になってきそうです。
直請けの仕事であれば(私の場合)、残業代を支給しない契約のクライアントであれば、自分の中で時間的線引をして対処ができますし、それ以外なら、後の予定が詰まっていない限り可能な範囲で残業は引き受けます。
エージェント経由の場合であれば、事前に残業の言及がなければ残業依頼された時点でエージェントに一報し判断を仰いだ上で対応することになります。
ですが"通訳業務"の定義によっては、残業以外の事情もいろいろ考えられます。
* アテンドなどでネットで調べ物をして欲しい…と言われたら?
* タクシーやホテルの手配をして欲しい…と言われたら?
* 業務後、自分も向かう最寄り駅まで案内して…と言われたら?
明らかに「通訳」行為では有りませんが、ならばそれが全部「通訳業務以外」であるかどうか、それは個人の判断です。愛想ばかりよくて技術のおぼつかない通訳は使えませんが、愛想を振りまかないまでも「一緒に気持よく仕事できない通訳」だと思われることは、やはり残念なことでしょう。
フリーランスとして稼働する上で、自分なりの”通訳業務”の定義を持っておくことは必要だと思います。そのスタンスがはっきりしていれば、同僚のスタンドプレー(?)に遭遇しても動揺することはないでしょう。
2014年1月3日
【広島】通訳・翻訳者2014年新年会のお知らせ
今年も広島で通訳者・翻訳者の新年会が開催されます!
2012年のIJET広島で出会うことのできた多くの広島および中四国地区在住の通訳・翻訳者とは今も交流が続いており、その和は広がってきていると感じます。
東京や関西で開かれている翻訳勉強会の情報も積極的にその中で交換され、昨年は東京の翻訳者が地方遠征の一環として広島で勉強会開催の音頭をとってくださいました。私は出張中で参加できなかったのですが、広島のメンバーも数名発表して有意義な会になったと聞いています。
通訳者が情報交換出来る場は地方ではまだまだ少ないのですが、今年もすでに数名通訳学習中の方が参加表明されています。お互い学ぶもの同士、得られるものもあるでしょうし、共通の悩みを見つけて励まし合える友人ができるかも知れません。
でも、あまり難しく考えずに「通訳・翻訳に興味がある!」という方も是非ご参加下さい。開催の詳細は以下のURLまで…。お会いできるのをお待ちしています。(主催は私じゃないんですが…汗)
2012年のIJET広島で出会うことのできた多くの広島および中四国地区在住の通訳・翻訳者とは今も交流が続いており、その和は広がってきていると感じます。
東京や関西で開かれている翻訳勉強会の情報も積極的にその中で交換され、昨年は東京の翻訳者が地方遠征の一環として広島で勉強会開催の音頭をとってくださいました。私は出張中で参加できなかったのですが、広島のメンバーも数名発表して有意義な会になったと聞いています。
通訳者が情報交換出来る場は地方ではまだまだ少ないのですが、今年もすでに数名通訳学習中の方が参加表明されています。お互い学ぶもの同士、得られるものもあるでしょうし、共通の悩みを見つけて励まし合える友人ができるかも知れません。
でも、あまり難しく考えずに「通訳・翻訳に興味がある!」という方も是非ご参加下さい。開催の詳細は以下のURLまで…。お会いできるのをお待ちしています。(主催は私じゃないんですが…汗)
2014年1月1日
2014年 本年もよろしくお願いします。
皆様、昨年はどんな年だったでしょうか?私はプライベートも仕事も一昨年に引続きさらに厳しい一年になりました。プライベートでは一昨年から引続いた身内の健康問題に絡むいろいろ、十代の二人の子どもの子育て、仕事面では本格的な東京への進出、そして11月に開催したInterpretJAPAN2013への取組み、海外エージェントの新規開拓等、どれも一筋縄ではいかないことばかりでした。
新年はじめに目標を設定したわけではなく、走りながら見つけた課題を何とか片付け、チャンスを必死に追いかける日々でした。チャレンジして失敗したことも実は沢山有ります。中でもJAT(日本翻訳者協会)の理事に就任しながら、わずか4ヶ月で辞任してしまったことは期待して下さった方に対して、今でも大変申し訳なく思っています。この場を借りてお詫び申し上げます。
ですが、難しさも有りながら毎日を懸命にこなして行く中で、ぼんやりとですが会議通訳者としても、翻訳者としても自分が行きたい方向が見え来てたように感じています。
その中でも、仕事やその他を通して今までの付き合いの枠を超えて多くの方に出会い、刺激を受け、励まされたのは本当に有難いことでした。あまりブログの中で自分の個人的な感情を書かないようにしていますが、正直に書くと私は本当に怠け者です。いつも言い訳をして悩んでばかりで「前向き」という言葉がとても苦手なのです。でも、悩む事で前に進み始められる「自分」も知っています。とても効率が悪いのです…(笑)
あらためて、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
宮原 美佳子
ピースリンク通訳事務所 代表
2013年12月28日
同時通訳者の悲劇ー国連総会
けして人事ではなく、誰にでも起こりうることです。最新の注意を払ってこうした事態は避けなければなりません。それが、メディアの目にも晒されており、国際的意義の高い国連会議の場で起こってしまいました。
イスラエルに関する決議を国連総会で行う場面でした…。
UN interpreter in disbelief over anti-Israel resolutions
イスラエルに関する決議を国連総会で行う場面でした…。
UN interpreter in disbelief over anti-Israel resolutions
A Spanish-English translator voices disbelief on the disproportionate number of resolutions on an open mic
スピーカーのメッセージを伝えるのが通訳者の役目です。ですが、メッセージは字面だけに現れるだけでなく語気やスピードなどにも如実に現れますから、通訳者のスタイルにもよるとは思いますが、ある一定のラインまではそこから読み取れるメッセージを解釈してアウトプットする必要が出てきます。
そんな役割において、通訳者本人の信条とするところと違う内容を通訳することには、かなりな抵抗を伴うのは事実です。かつて鳥飼先生が通訳の神様と呼ばれた國弘先生に「自分の歌が唄いたくなるよ…」とおっしゃられたのは、そういう通訳者としての葛藤を絶え間なく経験されていたから…ではなかったでしょうか。
スピーカーのメッセージを伝えるのが通訳者の役目です。ですが、メッセージは字面だけに現れるだけでなく語気やスピードなどにも如実に現れますから、通訳者のスタイルにもよるとは思いますが、ある一定のラインまではそこから読み取れるメッセージを解釈してアウトプットする必要が出てきます。
そんな役割において、通訳者本人の信条とするところと違う内容を通訳することには、かなりな抵抗を伴うのは事実です。かつて鳥飼先生が通訳の神様と呼ばれた國弘先生に「自分の歌が唄いたくなるよ…」とおっしゃられたのは、そういう通訳者としての葛藤を絶え間なく経験されていたから…ではなかったでしょうか。
この通訳者がやってはならない間違いを犯したのは確かです。でも、私自身もブース内で通訳の合間の休憩に、ペア通訳と寛ぎながらお喋りをしながら突然「まさかマイクONじゃないよね…!?」とヒヤッとしたことは有ります。他人ごととは思えません。
この通訳者にどういった対応(処分?)が下されるのか、気になるところです。
2013年12月20日
22. 通訳学校では教えてくれないコトー専門分野を絞る〜今昔
音楽や映画、芸能関係の通訳をしたい!という声をよく聞きます。実は先日、映画もご専門にされているある大先輩にお話を伺ったところ、そういった業界はすでにそれだけをご専門に長く活動されている方が多くおられるそうです。(つまりそれ以外の分野には全く手を出さない通訳者…ということのようです。)
しかし、エンタメ系の一分野であるゲーム産業の通訳案件は、その産業の成長と共に一昔前に比べると格段に増えているようです。このような業界では、通訳を使う側がゲーム知識のある通訳にどうリーチすればよいのか知らないはずです。(一般の通訳エージェントが抱える会議通訳者でこの分野の専門…という方は非常に稀だと想像しています。実際、通訳エージェントで得意分野を聞く時に「ゲーム通訳」の選択肢を見たことが有りません。)もし、そのチャンスを捕まえたい…と思うなら、マーケティング面での個人的な戦略が必要になりそうです。
結局、先輩達の世代とは違ってやはり何が来ても一定レベルこなせる力をつけた上で専門を絞れる、つまり、エージェントに希望分野の要望を聞いてもらえるレベルに全体的な技術の底上げが必要…という事になるでしょうし、同時に自分が興味ある分野の急成長が予想されそうなら、マーケティング面でのアプローチも必須ということでしょう。
日本の通訳業界はエージェントを介したビジネスモデルが主流、或いは半ば確立していると言っていいでしょう。しかし、通訳者の絶対数が増えている今、エージェント任せでただ「育ててもらう。」という姿勢だけでは生き残れない(継続的なスキル向上の努力は大前提…)と私は強く意識しています。考えてみれば「フリーランス」ですから当然の事なのですが…。
2013年12月13日
イベント「かいま見る通訳の世界」神戸女学院大学
2014年1月13日(月・祝日)、神戸女学院大学大学院文学研究科英文学専攻では、「通訳・翻訳コース」開設10周年を記念して【かいま見る通訳の世界】と題して下記要領でイベントを開催するそうです。(詳しくは以下のリンクをご覧ください。)
http://www.kobe-c.ac.jp/files/dtl/hm_0000001270.html
ここの教員の一人は元同僚なのですが、いわゆる大学教員に時々ある実務は限られた年数…というのではなく、実務経験も長く本当に現場に出てもバリバリの実力を備えた方です。後半では逐次通訳マスター・クラスを公開とのことですので、通訳にご興味のある方は是非足を運ばれることをおすすめします。
2013年12月5日
2014年度関西大学大学院新規開設「通訳翻訳プログラム」
2014年度から関西大学大学院で新たに開設される「通訳翻訳プログラム」のお知らせです。
http://someya-net.com/ITProgram_Kansai.pdf
出願書類は下記ウェブサイトから入手可能です。
http://www.kansai-u.ac.jp/Gr_sch/guidebook.html#A13
http://someya-net.com/ITProgram_Kansai.pdf
出願書類は下記ウェブサイトから入手可能です。
http://www.kansai-u.ac.jp/Gr_sch/guidebook.html#A13
関西でここまで本格的な通訳翻訳の大学院におけるプログラムははじめてでは無いでしょうか?すでに市場で実務経験のある者が対象になるとはいえ、初年度入学者の卒業後の動向が気になるところです。(抜粋)…高度な学問的見識を備えた通訳 翻訳実務者の養成(高度職業人再教育)を挙げている。
2013年12月1日
21. 通訳学校では教えてくれないコトー同時通訳:入り口としてIT
私は大学卒業後にシステムエンジニアとしてメーカー系のシステムインテグレーター(いわゆるSIer)へ就職しました。その為、職歴書を見たエージェントさんが比較的IT関連のお仕事を多めに振ってくれたこともあり、フリーランス駆け出しの頃からかなりIT寄りで仕事をしてきました。振返ってみると同時通訳の経験を積むのにIT分野は(私のバックグラウンドを考慮しなくても)入り口としては入りやすい分野だったように感じています。経験上、IT分野の通訳はちょっと損かな…と思うのは、5年前と現在ではトピックになっている末端技術や、データベースやプログラミングに関する思想がずいぶん様変わりしてる感じのあることでしょうか。刻々と進化する業界ですからそのスピードにキャッチアップしていくには、ずっとその流れを見ている必要があります。
こうした業界の文脈における概念を理解せずに「ITはカタカナだから大丈夫。」と思っているうちは「あの通訳さんはカタカナにしているだけ。」とお客様に厳しく指摘される事態も起こりかねません。(そういう通訳さんと残念ながらご一緒したことが有ります。)
一方でIT用語の多くは、日英の場合にそのまま英語読みにしてロジックを組み立てていけば何とか形にすることができるのも事実で、英日の場合でも日本語の定訳(略語・概念)を知らない場合でもそのままカタカナでの訳出で、業界の方であればほぼ理解できてしまいます。
用語そのものの音を変換する必要が無いことで、概念やロジック構築に時間を多く割くことが可能です。同時通訳に於いては一瞬の出来事ですが、この一瞬が物をいうのが同時通訳ですから。また業界的に見ても案件数はコンスタントに非常に多い印象で、同時通訳の経験を積みたい方の入り口としては比較的入りやすいかな…と思います。
ただ、ちょっと注意は必要なのは、エージェントからIT案件として出てくるものの多くは、実はIT業務案件である場合も少なくなく、ITそのものの知識よりは業務内容(物流、生産管理、業務管理 他)について精通していることを求められることも少なく有りません。その場合に求められるITの知識はそれほど高次の物ではないので、いかにお客様業務の飲み込みが速いか、事前に一般的な業務手順を知っているか、ということが鍵になります。
一方でIT用語の多くは、日英の場合にそのまま英語読みにしてロジックを組み立てていけば何とか形にすることができるのも事実で、英日の場合でも日本語の定訳(略語・概念)を知らない場合でもそのままカタカナでの訳出で、業界の方であればほぼ理解できてしまいます。
用語そのものの音を変換する必要が無いことで、概念やロジック構築に時間を多く割くことが可能です。同時通訳に於いては一瞬の出来事ですが、この一瞬が物をいうのが同時通訳ですから。また業界的に見ても案件数はコンスタントに非常に多い印象で、同時通訳の経験を積みたい方の入り口としては比較的入りやすいかな…と思います。
ただ、ちょっと注意は必要なのは、エージェントからIT案件として出てくるものの多くは、実はIT業務案件である場合も少なくなく、ITそのものの知識よりは業務内容(物流、生産管理、業務管理 他)について精通していることを求められることも少なく有りません。その場合に求められるITの知識はそれほど高次の物ではないので、いかにお客様業務の飲み込みが速いか、事前に一般的な業務手順を知っているか、ということが鍵になります。
結局、何にしても全体的な底上げは必要ということには変わりない…ということになりますね。
2013年11月13日
2013年度 映画英語教育学会(ATEM)西日本支部 第11回大会
広島でこんな学会が開かれるようです。
私は残念ながら同日に開催のInterpretJAPAN2013へ出席のため、こちらへは参加できません。ですが、地方在住者にもこうした興味深い学会に出席できるチャンスがあるんですね。
「映画英語教育」と何だか固い名前がついていますが、プログラムを見ると英語学習者が映画を利用して効率的に学ぶことのヒントが得られそうです。
ただいつも思うのですが、こうした学会関係者は実務関係者とはかなり距離が有りますよね…。JATでもJATENT(エンタ)というグループが新たに立ち上がり、字幕や映画翻訳を専門とする翻訳者が集まって活動を始めましたが、彼らもこの学会については知らないだろうし、学会の先生方も日々字幕翻訳を手がけている翻訳者にはコンタクトが無いのではないでしょうか?(私が知らないだけかな?)
「英語教育」という切り口が、「翻訳」とはかなり違うようにも思われます。しかし、映画の文化的背景に深く根ざした側面は、英語教育でも重要な部分を占めるでしょうし、日々海外の映画・メディアに接する翻訳者から情報を得ることができれば、新たな視点を得られるかも知れません。
逆に、広く字幕や映画を考察した研究者から新たな視点を得て、映画の時代背景や想定されるオーディエンスに向けて新しいスタイルに翻訳者がチャレンジする…ということも出てくるかもしれません。
通訳業界もそうですが、実務者と研究者の交流はもっと盛んになればいいな、と思います。(プログラムURL> http://www.atem.org/kansai/document/2013ATEMN11_Program.pdf)
私は残念ながら同日に開催のInterpretJAPAN2013へ出席のため、こちらへは参加できません。ですが、地方在住者にもこうした興味深い学会に出席できるチャンスがあるんですね。
「映画英語教育」と何だか固い名前がついていますが、プログラムを見ると英語学習者が映画を利用して効率的に学ぶことのヒントが得られそうです。
ただいつも思うのですが、こうした学会関係者は実務関係者とはかなり距離が有りますよね…。JATでもJATENT(エンタ)というグループが新たに立ち上がり、字幕や映画翻訳を専門とする翻訳者が集まって活動を始めましたが、彼らもこの学会については知らないだろうし、学会の先生方も日々字幕翻訳を手がけている翻訳者にはコンタクトが無いのではないでしょうか?(私が知らないだけかな?)
「英語教育」という切り口が、「翻訳」とはかなり違うようにも思われます。しかし、映画の文化的背景に深く根ざした側面は、英語教育でも重要な部分を占めるでしょうし、日々海外の映画・メディアに接する翻訳者から情報を得ることができれば、新たな視点を得られるかも知れません。
逆に、広く字幕や映画を考察した研究者から新たな視点を得て、映画の時代背景や想定されるオーディエンスに向けて新しいスタイルに翻訳者がチャレンジする…ということも出てくるかもしれません。
通訳業界もそうですが、実務者と研究者の交流はもっと盛んになればいいな、と思います。(プログラムURL> http://www.atem.org/kansai/document/2013ATEMN11_Program.pdf)
映画英語教育学会(ATEM)
URL:http://www.atem.org/new/index.php
2013年11月4日
医療通訳ー講演会ワークショップ他(多文化共生きょうと)
先日、明海大学浦安キャンパスで開催されたイベントでも鳥飼先生が話しておられましたが、必ずしも移民大国でない日本にも、観光目的以外の外国人の流入が拡大しています。それにともない「コミュニティー通訳の需要はこれから先も増え続ける」ことはどうやら間違いなさそうです。その中でも特に需要が増えるだろうと言われていたのが、医療通訳でした。
そんな中先日、多文化共生センターきょうとさんから下記のような講演会、ワークショップの案内を頂きました。日本でも、神奈川、京都、神戸にはこうしたコミュニティー通訳への取り組みは進んでおり、その意味でも充実した内容を期待できると思います。
そんな中先日、多文化共生センターきょうとさんから下記のような講演会、ワークショップの案内を頂きました。日本でも、神奈川、京都、神戸にはこうしたコミュニティー通訳への取り組みは進んでおり、その意味でも充実した内容を期待できると思います。
あの、「医療通訳基準」を策定した第3回から3年半、
12月15日(日)第4回医療通訳を考える全国実践者会議を再び京都で開催します!今回は、国内外から医療通訳の現場で活躍する多彩なゲストをお招きし、
色々な視点から医療通訳について考える1日にしたいと思っています。
前日14日には、センター・京都市・京都市国際交流協会の恊働で行っている京都市医療通訳派遣事業が始まってから今年で10年を記念し、記念フォーラムを開催します。
寒い時期ではありますが、ぜひ2日間おこしいただければ幸いです。
*♬゜───────────────────────────────────────────────
第4回医療通訳を考える全国実践者会議「医療通訳の現在・未来を考える」
詳細:http://www.tabunkakyoto.org
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医 療通訳を考える全国会議では、医療現場におけることばの問題に取り組んでいる行政、国際交流協会、NPO、医療関係者、通訳者などが集まり、医療通訳にお
ける課題の共有や解決に向けた議論を行ってきました。第4回「医療通訳を考える全国実践者会議」では、医療通訳や
外国人医療に関わる国内外の注目すべき潮流やテーマについて取り上げます。医療通訳の今、そして未来について考えていきたいと思います。
日時:2013年12月15日(日)
時間:10:00~17:30(受付開始時間 9:30〜)
場所:関西医科大学枚方学舎(大阪府枚方市新町二丁目5番1号)
参加費:2,500円(資料代込み)*当日受付にてお支払いください
主催:特定非営利活動法人 多文化共生センターきょうと
関西医科大学 医学部公衆衛生学講座
申し込み方法:インターネットのフォームからお申し込みください
■■□―――――――――――――――――――□■■
全体会 10:00~12:00
■■□―――――――――――――――――――□■■
「移民国家における通訳認定の取り組みから学ぶ
-移民国家はいかに通訳認定制度をつくったか?-」
■■□―――――――――――――――――――□■■
分科会 13:00~15:00
■■□―――――――――――――――――――□■■
・医療通訳分科会「医療通訳の質を考える」
・医療分科会「多様化する医療の現状と展望」
■■□―――――――――――――――――――□■■
医療通訳に関する3つテーマについての
ワークショップもそれぞれ開催します 15:30~17:30
■■□―――――――――――――――――――□■■
workshop1「医療通訳制度を創るには?」
-如何にしてつながる(連携)・育てる(育成)・制度化するか-
workshop2「本音で語り合おう私たち(通訳)のこと」
workshop3「医療従事者に求められる異文化間能力とは?」
※各ワークショップには対象・募集定員を設けているものもあります。参加希望の場合はご確認の上お申し込みください。
*♬゜───────────────────────────────────────────────
京都市医療通訳派遣事業10周年記念フォーラム
詳細:http://www.tabunkakyoto.org
*♬゜───────────────────────────────────────────────
京都市医療通訳派遣事業は、2003年の事業開始より10年を迎えました。本フォーラムでは、事業運営者、医療通訳者、患者、医療従事者等の視点からこれまでの歩みを振り返るとともに、次の10年の医療通訳の未来について語り合いたいと思います。
日時:2013年12月14日(土)
時間:13:30~17:00(受付開始時間 13:00〜)
場所:京都市国際交流会館(京都市左京区粟田口鳥居町2番地の1)
http://www.kcif.or.jp/HP/rental/map/jp/access.html
参加費:無料
■鼎談「医療通訳事業の10年を振り返って」
■医療通訳事業を利用者の視点から語る
■表彰式 16:45~
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特活)多文化共生センターきょうと
京都市下京区五条通高倉角堺町21
jimukino-ueda bldg.206
TEL 075-353-7205(月~金 10:00-18:00)
FAX 075-353-7206
E-mail: info@tabunka-kyoto.org
URL: http://www.tabunkakyoto.org
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明けましておめでとうございます
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一昨年の夏の終わり頃だったか、広島出身の翻訳者の女性がXにまぁまぁ投稿しているのに気付いてフォローしました。広島の通訳翻訳関係者というだけで興味を惹かれるのだけど、彼女の独特のセンスある忖度のない投稿には、でも、優しさが随所に滲んでいて、そしてそれは最後までまったく変わること...




