2013年1月7日

通訳を上手くつかう-その1

昨今の英語教育熱の高まりをうけグローバル社会に育ってきた人たちの中には帰国子女や、英語に堪能な方が数多くいらっしゃいます。もちろん、そうでない方もいるから通訳が必要になるわけですが、中にはかなり英語の流暢な方でも通訳をつかう方がいます。

先日こういうツイーとを見かけました。

 

つまり流暢な方でも通訳をつかうというのは、そういうことなのです。確か、鳥飼玖美子先生の「国際共通語としての英語」にも同様の事が書かれていたと記憶しています。

通訳は話された言葉を訳していくわけですが、先読みの姿勢はもちろん欠かせないものの、戦略的にどう論旨展開をはかっていくか?までをコントロールするかしないか…というのは非常に微妙な線です。

スピーカーが英語文化での交渉戦略を十分に意識している場合であれば、安心してスピーカーの日本語にのせて通訳することができます。しかし海外ビジネスや英語スピーカーとの交渉に慣れない日本人の場合、日本語に頼りきった通訳をすることは、一定のリスクが伴うと感じます。

英語が話せなくても、英語の文化を知るということはある程度できますから、そうしたことをわきまえた上で英語でおこなわれる交渉事に向かうことも大切でしょう。
 

また、そういう「慣れない」お客さまで有ることがわかった時点で、それとなく通訳からのあくまでも「ご提案」という形でお客さまに働きかけるということは、けして無駄にはならないと感じます。

もちろん、それを採用するか否か…はお客さまの判断ですが。