2011年8月22日

出張先のネット環境(ポケットルーター)

ご存知のとおり、翻訳以外で通訳の仕事と言えばほぼ出張…な私です。ですが、出張先にいても自分宛にメールが入ることはありますし、他の仕事案件や問合せが入ることは少なくありません。(むしろ出張に出るのを見計らってメールが入ってくるのでは?と思うくらい、笑)また、出張案件関連の資料が直前になってメールされてきたりすることは珍しくありません。

以前は、普通の携帯電話を使っていましたが、iPhoneに変えてからはネットへのアクセスを心配する必要がなくなり、メールの確認程度であれば問題は無くなりました。ですが、急ぎの翻訳案件が入ったり、前述のように資料が直前にメールされる…ということも珍しくはありません。そんな時、やはりiPhoneでは画面が小さいこともあり、調べ物のスピードが落ちたり、あらゆる文書フォーマットに対応できないなど、やはりちょっと頼りない感じです。

最近は自分の中でルールを決めていて、2泊までの出張であればiPadを持って行き、それ以上の場合は重くてもPCを持って行くことにしています。でも、いずれの場合でもネット環境の確保は重要な問題です。


国内のビジネスホテルでは、最近ではネット接続は無線であれ有線であれ通常無料です。ただし、時々確認していないと品川プリンスのイーストタワーみたいに1000円/一泊(!)の場所もあるので要注意。

海外では、宿泊先はほぼクライアント手配でグレードの高いホテルに泊まれることが多いのですが、その場合ネット接続は有料のことが殆どです。ですから、エージェントやエンドクライアントにネット環境の使用可否は事前に確認しなければなりません。

個人的には職業柄情報にアクセス出来ると言うことは大前提だと考えているため、各エージェントには職務遂行上必要な前提経費…と捉えてもらいたいのですが、なかなか理解のあるエージェントは少ないです。

以前も紹介した折りたたみキーボードは、短期出張では活躍しています。これはBluetooth接続なのでiPhoneだけでなく、iPadにもつながります。iPadを立ててその前におけば、ちょっとしたPC感覚で利用できます。


こんな感じ♪


そして、最近重宝しているのがポケットルーターです。例えばiPadには有線の差し込み口がなく、ネット接続は基本的にWiFiのみです。(アクセサリを買い足せば別かも知れません。)この場合、宿泊先のネット環境提供が有線でしか無い場合、接続が出来ない事になります。でも、これがあれば大丈夫。


ホテル設置の有線の口をポケットルーターに差し込めば一気に自分の部屋にWiFi環境が出来上がります。私がもっているのは電源をUSBから取れるタイプです。これが便利なのは、PC持参の場合でもiPad持参の場合でも、設定したWiFi環境にiPhoneもつなげられるということ。

特に海外で電話は(高いので…)使いたくありません。その場合、Airplane(機内)モードにiPhoneを設定しておけば電話機能はオフされます。同様に3G仕様のiPadも機内機能モードにします。ですがWiFiは使えるため、設定した室内のWiFiに接続すればOK。

iPadはベッドの上でゴロゴロしながらユルユル使うのが常なので、これはとってもありがたいのです。さらに、海外に出ても3Gを使うことなくiPad でネットがガンガン利用できます。

ちなみに、私がつかっているポケットルーターはコレ



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