2013年1月8日

通訳を上手くつかう-その2

舞台の通訳は確実に逐次通訳になるため、舞台上でしゃべる通訳にも視線が集中大変緊張するものです。しかも、その場の流れを損なうことは、イベントを台無しにしてしまう可能性もあるため、表に出る逐次通訳が担う役割は、おそらくスピーカー本人と司会者と同じくらいにその瞬間には大きくなります。

そんな緊張の面持ちながら颯爽とタキシード姿で現れた通訳(たぶん…笑)を使わず、あわや大惨事(?)になりかけたシーンに出くわしました。ミスユニバースを決める舞台での、ミスベネズエラです。おそらくこのタキシード君は、大舞台に相応しい優秀な方だったに違いありません。それなのに…



自分で伝えたいという熱意が、交渉やプレゼンへの反響の鍵になることはあります。しかし、それはある程度のレベルがあってのこと。なぜ、彼女はタキシード君に任せなかったのでしょうか?

一方、この動画のスペイン語同時通訳の音声が流暢なのが気になるところです。クリエイティビティーも通訳には求められる…というところでしょうか(汗)

「パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記」のイタリア語通訳、田丸公美子さんが、あるスピーチ通訳を「クリエイティビティー」を発揮してのりきり、スピーチにイタリア人から、あんな訛りの強いイタリア語わかるってすごいな。俺は全く分らなかった…と話しかけられて、どっひゃ~!な経験をされた…という話を読んだことがあります。

つくづくこういうスピーカーには当りたくないと思います。