ところが今年に入ってから理事が入れ替わり、翻訳会社の方々よりもフリーランス実務翻訳者が数多く運営に携わることになり、さらに一部の関係者から「今後は通訳業界についてもカバーしていく」という話も漏れ聞こえていたことから、翻訳祭のプログラム発表はとても楽しみにしていました。
JTF翻訳際プログラム
https://www.jtf.jp/festival/festival_program.do
具体的に中身を見てみると、トラック6に通訳枠が当てられているようです。この中でも個人的には通訳トラックは、ISS西山さん、立教の武田さんあたりがボチボチ目玉だと見ています。
どちらかというと同業のフリーランス通訳者の現場での生の声を聞いてみたいと思っていたのですが、いずれも、通訳エージェント、通訳学校、大学からの登壇です。そこは、今後のJTFの通訳関連の活動にも期待したいところです。
しかし、別トラックで面白そうなのが!
トラック6
セッション4 対談 16:30~18:00
BBCエディターに聞く報道の現場と翻訳・通訳
以前、このセッションでモデレータを務める予定の松丸さんとお茶した時に、BBCでボイスオーバーの仕事の様子を興味深く聞かせて頂いたことがありました。与えられたニュース素材を自分で訳し、映像に載せて自分でナレーションまでを担当するそうです。ちょうど翻訳と通訳の中間のような仕事だと感じながら聞きました。このパネルでは
…正確性、即時性が求められるニュースの現場における理想的な翻訳者・通訳者像とは何かを探る…
ということで、期待が膨らみます。申し込みは済ませましたが支払いがまだ…。油断できません。今年は申込み開始からペースがかなり速いとTwitterで読みました。
まだ少し先になりますが、会場で私を見かけた方は遠慮なくお声がけ下さい!