2015年2月22日

通訳翻訳ジャーナル 2015年4月号発売



通訳翻訳ジャーナル 2015年4月号が発売されました。ほんのちょっとだけ紙面協力させていただいたこともあり献本頂きました。(イカロス出版さん、ありがとうございます!)

どうやれば通訳・翻訳者への道が切り開かれるのかを毎号「今」という視点で切り取って紹介しています。そのためか、私が社内通訳職を得ようと模索していた頃と比べるとやはり時代が現れているな…とうい感じがします。

激変を遂げたのは翻訳者の方かもしれませんが、通訳者も現場にモバイル無しで臨むことは近年まず有りません。某通訳者さんの持ち物やキャリアを紹介した記事でも、いつでもアクセシブルな状態にしておくことが大切、と有りました。

また、以前は通訳学校を卒業するとそこからお仕事のオファーを頂いて(待って)…という方が圧倒的に多かったように思います。しかし、通訳志望者が増える昨今、通訳学校併設エージェントからのオファーを待つだけの「キャリアスタート法」ではあまりにもチャンスが無く、それどころか、近年増加している通訳学校を併設しないエージェントからの仕事のチャンスを完全排除してしまうことになります。

また、通訳学校に通っている場合でも、その通訳学校併設エージェントのジョブサイトを検証してみることをお勧めします。個人的に定期的に更新されとても見やすいのは断トツでアイ・エス・エス・インスティテュートだと思います。この学校には併設の派遣会社があり、ここがリリースしている求人情報を定期的にチェックするだけでも派遣通訳/翻訳市場・レート動向がつかめるのではないでしょうか。(回し者ではありません、笑)

ちなみに今号の私のオススメは「日英英日翻訳の世界へ」の松浦悦子さんのコラムです。気取らない文章で綴られた失敗談に「あるある!」と共感しない翻訳者はいないでしょう。けして目新しいことが綴られているわけじゃないのに、もっと読みたいと思わせる語り口にはお人柄が出ているのかもしれません。

 そして次号はコレ。
買わなくちゃ!(笑)


広島通訳 Tea Salon を開催します

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