この手話通訳者、ただ楽しんでいるようにみえるかもしれないけど、これだけビートに乗せて身体を動かし表情を作りながらのパフォーマンスには、ものすごい練習があったことを想像させます。もちろん彼、きっとこの曲や音楽一般が大好きなのだとは思います。それでもこうやって歌い手に代わって楽しみ表現する様子は、オーディエンス(ろう者だけでなくこの放送を見る人全て!)にとってはオリジナルを表現するにあまりあるエンターテインメント。
通訳者はオリジナルスピーカーの影じゃなきゃダメ…というのは、有声言語通訳では言われることですが、手話通訳者に求められる要件には身体を使って表現するというのは必須のようなので、これはこれで素晴らしいと思います。
見ている、聞いている人にオリジナルを聞いたのと同じだけの感動を届ける、そのために何度も練習を重ねて素晴らしいパフォーマンスに仕上げていくその姿勢はぜひ見習いたいものです。あー日々、楽しんで努力だ!