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2014年10月5日

27. 仕事の準備の仕方(見本市ブース通訳編 その1)

駆け出し通訳の登竜門的に、見本市などに「逐次通訳が出きる通訳者」が駆り出されることは良く有ります。このブログでもご案内したことが有りますがFOODEX JAPAN、そして直近のイベントではTGS(Tokyo Game Show2014)CEATECH2014、などなど実に多くのTrade Show(見本市)が主に東京では開催されています。こういったイベントでは出店企業にいわゆるブースが割り当てられ、入場者が興味をもった出展企業ブースを自由に見学して、その企業との取引に興味が湧けば商談を進めていくというものです。

こうした出展ブースでの商談通訳の準備方法について解説してみます。あくまでも、私の経験でお話していますので他の方のご意見も是非お聞かせ下さい。実は、知り合いが「VINNEX NIPPON TOKYO 1-2 Nov. 2014」でお仕事をすることになったようなので、こちらを例にとって考えてみます。

1.出店企業を知る
通常は、主催者側(あるいは通訳エージェント)から、どの企業ブースを担当するのか連絡があり、同時に全出展企業リスト、ブースレイアウト図が送られてきます。ここまで分かったら基本的調査項目は以下の内容です。
1.会社概要
2.会社が売り、や主要特許項目
3.出店目的の対象商品
4.対象商品の国内外出荷状況
5.国内外取引銀行
このイベントはサイトを確認したところ、海外のワイン業者が日本市場に向けて売り込むことを目的としたイベントのようです。であれば、ここから想像を膨らませて
6.今回対象ワインのカテゴリー
7.ぶどうの産地と気候
8.ワイン醸造に利用している特別な技法
などが考えられます。(ワインに詳しい方ならもっと思い浮かぶのかもしれません…汗)

また、現場でテイスティングがあると想定するとその味わいの表現方法にも気を遣いたいところです。私はワインは全くの素人なので思い浮かぶのは「芳醇な」「まろやかな」程度なのですが、詳しい方ならどういう表現をするのかは興味が有りますね。少なくとも、対象商品ワインの味わいが日本語ではどのように表現されているかを抑えた上で、それを英語で表現出きるようになっておくことは必要でしょう。

また、ワイン以外の場合にも「商品の特徴となるものは何か?」を考えれば、自ずと調査項目は見えてくるはずです。つまり、商品スペックと言われるものを、利用者(消費者)の目線でどう捉えるのか?を検証していけばいいわけで、それには出展企業が出している商品説明のWebサイトやパンフレットなどが大いに役に立つはずです。

ここまでは前準備。次回は、会場で想定される通訳シーンから、準備すべき内容を考えてみましょう。