Upcoming Events !!

Upcoming Events

Coming soon!!

2013年1月24日

逐次通訳のメモ取り その1

社内通訳をしていた頃に、会議の後で時々「さっき取っていた通訳メモ見せてもらえるとありがたいのだけど…、議事録書かなきゃいけないんだよね。」と言われる事がありました。多くの方は、通訳のメモだけで完璧に会議内容が再現できると思われているようですが、これは大きな間違いです。

翻訳者の方にも「聞いた内容をどうロジカルにまとめてメモ取っているのかぜひ見せて欲しい。」とよく言われるのですが、ロジカルなメモを取ること」が目的では無いため、いつも「うーん」と苦笑してしまいます。

逐次通訳のメモがいったいどういう目的のものなのかをまとめたAIICのページをご紹介します実演動画と、メモ取りの説明動画の二つがあります。


実演は英語スペイン語通訳ですが、具体的なメモの流れがよく分かります。


メモ取りの仕方は個人によって随分違っていて、一般的に「こうすべき…」というものが有るわけでは有りません。ですが、説明動画では、一般的なメモ取りについての共通の認識をまとめて説明しています。こちらは説明動画です



重要事項だけピックアップしてみました。但し、これはソース言語(スピーカー言語)が英語である場合であると言うことは念頭に置いておくべきでしょう。ですが、特に1.についてはどの言語でも変わりなく当てはまると考えていいと思います。ご参考まで!


1.メモは通訳補助のために取るもの。通訳が困難になるようなメモ取りはしない。

メモが多すぎると…
 メモを理解するのに時間がかかる場合がでてくる。
 書いたメモを「読んで」しまい、スピーカーが伝えるような臨場感が失われる。
 ついメモの方ばかり見がちになるが、聴衆を見て話すべきである。
 訳出時に何かを解読している印象を聴衆にあたえるのは、本末転倒。

2.ページ内のメモは左上から右下への対角線の流れでとる
 左端…主語
 中間…動詞や事が起こっている様子
 右端…詳細
 センテンスが終わると横線で区切る。
 新たなアイデアがはじまる時には二重横線で区切る。

3.シンボルや記号は役に立つけれど、使い過ぎに要注意
 全部を覚えきれないこともあるため