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2011年3月21日

「日本人が誤解する英語」マーク・ピーターセン 著

マーク・ピーターセンと言えば「日本人の英語」「続 日本人の英語」で有名な著者です。が、恥ずかしながらこの2冊については読んでいません。品川の新幹線改札を入った場所にある狭い書籍販売スペースに売られており、「たちまち重版」の売り文句にすっかりその気にさせられ購入しました。

でも実は、同時期に発売されている越前敏弥氏の「日本人なら必ず悪訳する英語」の噂を聞いており、そちらとすっかり間違えての購入でした。(こちらの書評は後日)勘違いして購入したため、ほぼ中身は見ずに買いました。

英語初級者~中級者、あるいは高校生に是非読んでもらいたい内容です。(なので私は少々退屈もしましたが…。それでも最後まで目は通しました。)
日本の学校英語教育は「文法ありき」がよく非難されます。ですが私は母語が日本語であり、ある一定年齢まで母語で教育を受けた学生にとって、文法の学習は必須だと思います。


文法があるからこそ、最低限以上の文章構築が出来るし、複雑な文章の読み解きが出来るからです。

しかし言葉は生き物。全てを単純な文法、規則で割り切れるわけではありません。文法や表現をパズルのように覚えただけではシンプルなニュアンスでさえ出すことが難しかったり、文章会話の方向性が読めなくなってしまうのは初級中級者にはよくあることです。


逆に言えば、もう少し「文法のパズル」から突っ込んで解釈を出来れば、読める文章や、会話の表現の幅もずっと広がります。

私が高校生の時には「パズル的文法」はしっかりたたき込まれたものの、そこから一歩進んだところにある文法の意味を学んだ記憶がありません。(私が授業を聞いてなかったのか…もしれない、汗?)

文法パズルはしっかり覚え込まされ、定型文は基本構文として一夏かけて1冊参考書を覚える宿題が出たのを今でも忘れません。有名なクジラの公式もその中の1つだったと記憶しています。

主にカバーされている文法事項としては、冠詞、時制、仮定法です。十分に説明しきれているとは思いませんが、文法はただのパズルでは無いのだと言うことがよく分かります。


英語初心者がこの内容を読むことで、文法パズルだけで解決できない、訳読出来ない文章が出てきたら、文法をこんな風に解釈すればいいのか!という手がかりは十分に得られると思います。

そこから興味を広げて冠詞、時制、仮定法などそれぞれを特別に扱った書籍を読めば、長文読解は随分ラクになるのではないかと思います。