宮城教育大学付属中学校の中学生4人に総勢5名の通訳者で「通訳という職業」についてお話をさせて頂くチャンスが有りました。良くして頂いてる同僚通訳者に誘って頂いたのがきっかけです。場所は虎ノ門にあるサイマル・アカデミーさんの教室をお借りしたのですが、3つの同通ブース併設のとても恵まれた環境でした。
集まった通訳者のバックグラウンドは様々。海外で育ち英語の後で日本語を習得された方、子ども時代から海外と行ったり来たりの生活をされた方、海外の大学に夢を持って留学された方、そしてそもそも27歳で初めて海外に出た私(笑)…という感じです。
前日にメンバーのご自宅スペースをお借りして、どういう構成にしようかと相談し合い「デモがあるといいよね!」などとアイデアが次々飛び出し、思いの外準備から楽しい!
通常は現場で通訳者がお互い「どんな気持ちで仕事に取組んでいるか?」について話をするはずもありません。目的意識を持って取組んでいる同業者の真摯な姿を準備や実際のセミナーを通して見せていただき、本当に励みになり「私もまだまだだぁー!」という気持ちになったのは言うまでもありません。
参加した中学生は4人で、なんと内3人は男子!それぞれ違う動機で参加してくれたようでしたが、数ある職業の中で通訳者を選んでくれた事がやはり誇らしい気持ちがして、私は個人的にとても嬉しかったです。
当日の様子はコチラのサイマル・アカデミーさんのサイトに公開されていますので、ご興味のある方はどうぞ!