2010年5月15日
通訳とヘルメット?
いろいろなイメージが有るでしょうが、一般の人が「通訳の職場」と聞いて思い浮かべるのはきっと
- バリバリにスーツで臨む企業会議室での社内会議
- ホテルでの商談会議やセミナー会議
- 国際会議場ブースに入って緊迫感漂う国際会議
のような職場でしょう。企業内会議では、社内通訳者さんと組むこともあり、社内用語や流儀などをお聞きしながら、その企業に有った訳語脈絡で訳すことが求められて緊張します。
商談やセミナーでは事前にしっかりと予定が組まれている場合が多く、情報が密な分疲労度も増します。その為セミナープレゼンなどは丸一日だと通常三人で組みます。
大変な事も多いですが、場所が一流ホテルなどだと、ランチやスイーツが充実していてちょっとした幸せも味わえますが…。
しかし、これに限らず通訳が必要な現場は実にバラエティに富んでいます。
社内通訳時代には、会社が製造業であったため、ヘルメット、安全靴に保護メガネのお仕事も時々ありました。技術を伝えるには現場が一番。物を見ながらあれこれとエンジニアどうしが交わす会話もなかなか緊迫感漂いますし、彼らのプロフェッショナルな応対に、通訳もいい意味での緊張感を得てお仕事をすることになります。私は結構好きですね。
また、実際の市場に飛び込んでセールスマンと一緒にメーカー社員が飛び込み営業をする場に同行する…という”現場”も有ります。
そうかと思えば、知り合いの男性通訳者は、キャバクラで通訳したことも有るとか…。成り行き上お供せざるを得なかったようです。が、女性通訳者だったらどうなってたのでしょう(笑)?
どんな性格の場であっても、異言語が飛び交い、言葉と文化の橋渡しが必要な場所は、通訳の職場となりうるという事ですね。
そして、私の次なる職場は作業服に始まり安全帯(いわゆる命綱)のフルセット装着を指示されました。 高所…なのでしょうか?違った意味のスリルが味わえそうで、ドキドキです。
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