2021年2月21日

通訳翻訳ジャーナル(2021年春号)に寄稿しました

 これを書いている今、全豪オープンの大坂なおみ選手がプレイする決勝戦を見ています。アスリートも大舞台となると、緊張しないのかしら…とふと思ったのですが、緊張しないようとにかく練習してメンタルも同時に鍛えてるからここまで来れるんでしょうね。

 実は、自分にとり大きな仕事を控えていて昨夜はなかなか寝付けませんでした。もともと夜型なのに加え、会議の多くがリモートにシフトし起床時間が遅めで対応できるようになったことも手伝い、ここの所の就寝時間が極端に遅くなっていたのも理由の一つです。二日程前から少し早めにベッドに入るようにしていたのですが、緊張には勝てませんでした。

 でも、考えてみれば、フリーランス10年以上になるにもかかわらず、まだ緊張できる現場に臨むことができていると言うことは、けして後退はしていないと言うことです。心地よい場所に止まらず割りと果敢に挑戦してこれたかな…と思います。

 仕事の出来そのものは毎回反省の方が多いのは変わりません。でも、昨日だったか芸能通訳者の今井美穂子さんがTwitterで「だいたい脳は問題ばかり追っかけるようにできているので、『ぜんぜん成長してない』というのはバイアスであること多く…中略.…人は意外と成長している。」と書かれていました。全く同感です。

 そして午前中の(私にとって大)仕事を終えて帰宅すると、寄稿した通訳翻訳ジャーナルが献本として配送されていました。声を掛けてくださったJATに感謝です。実は打診を頂いた年末は、年明けを前に何か閉塞感をヒシヒシと感じていた時期で、この雑誌のメイン読者層を想定してどうメッセージを送っていいのか分からないでいました。この閉塞感の打開の緒を探していて、ちょうど一年近く前、昨年のお正月過ぎに東京外語大学で行われた新崎先生のご講演を聞きに行ったことを、ふっと思い出したのです。

 思えば私の泣き笑い通訳人生は常に新崎先生に(勝手に、笑)励まされてきたものだった…と思いながら、フリーランスになって以降の自分を思い返してみると、みるみる勇気が湧いてきたのでした。先の今井さんの呟きはまさにそうで、3年前、5年前と比べれば進歩してる事も贔屓目なしに確認できます。と言うことで「立ち止まってないでできる事をやろう。通訳することは、なんせ楽しいじゃないか!」…そういう記事を書きました。ちょっと内容を詰め込みすぎて失敗したかな…とも思っていたのですが、イカロス出版の方が上手く小見出しをつけて下さって、文章全体が締まりました。

今号も存じ上げてる方の記事がいくつもあり、さらにコロナ禍が始まりほぼ一年の今、業界がどのようにシフトしているのか、この先はどこへ向かうのか、考えるヒントを数多く得られそうな内容です。よければ購入して読んでみてください。

そして大坂なおみ選手、優勝しました!
おめでとう!

彼女のようなスーパースターにはなれないけれど、上を目指して挑戦する彼女の姿にグッときています。さぁそろそろ寝ます(笑)